保険の選び方

がん保険の選び方

PICKUP! おすすめのがん保険

アクサダイレクト生命
「アクサダイレクトのがん終身」

アクサダイレクト生命

アクサダイレクト生命のがん保険。初めてがんと診断された時にもらえる「がん診断給付金」と、がんによる入院の際に支払われる「がん入院給付金」という2つの保障を備えており、特約でその他の保障を調節可能。業務を徹底的に効率化した結果、ネット保険ならではのリーズナブルな保険料を実現している

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アフラック「生きるためのがん保険Days」

学んで相談 火災保険

アフラックのがん保険。がん・上皮内新生物による手術のほか、放射線治療と抗がん剤治療は通院治療のみでも保障。がん診断一時金と、日数無制限の入院保障も備える。専門カウンセラーによるカウンセリングや専門医紹介を受けられる「プレミアサポート」が自動で付帯。特約で手術保障や先進医療、生存給付金などを追加できる

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がん保険の選び方

がん(悪性新生物)は、日本人の死因の約三割(29.5%)を占めており、死亡原因のトップです。一般的に、がんは他の病気と比較すると専門的な検査・治療が多く、一度発症すると長期の治療が必要になるケースも多いことから医療費も高額になります。また、再発・転移の可能性が高いことから、術後の経過観察も必要です。

ただし、医療技術の進歩や健康診断の普及で、がんは以前のような不治の病ではなく、早期発見や完治も可能になってきています。特に近年では、がんの進行度合いによって入院でなく通院主体で治療していくケースも多く、抗がん剤や放射線を使った「切らない治療」(=手術以外の治療)も増えています

こうしたがん医療の進歩を踏まえ、がんを専門で保障するがん保険も日々進化しています。
たとえば、がんと診断された時点で支払われる一時金を充実させたがん保険や、きわめて初期のがんである上皮内新生物に対応したがん保険、通院主体の治療でも給付金が支払われるがん保険などは、がん治療の現状に合うよう、近年になって発売された新しいがん保険です。

ここでは、がん保険の選び方にスポットを当てて、がん保険を選ぶ際にチェックしたいポイントや、がん治療の現状に合ったおすすめのがん保険を紹介していきます

がん保険の選び方1 最適な保険を選ぶための4つのポイント

がん保険の選び方で重要となるのは、がん治療の現状を知り、それに合ったがん保険を選ぶことです。従来の入院・手術に加えて、がんの早期発見や通院によるがん治療の割合が高まっている現状を考えると、がん保険はできるだけ多様ながん治療に適応できるものが望ましいと言えます

POINT がん保険の選び方 4つのポイント

  1. 一時金と通院保障
  2. 上皮内新生物への対応
  3. 保険期間(終身か定期か)
  4. 先進医療

1. 一時金と通院保障

がん保険の選び方で最初にチェックしておきたいのは、がんと診断された時点でもらえる診断一時金と、通院時にもらえる通院給付金です。

診断一時金は、医師の診断書があれば具体的ながん治療が始まる前に一時金を受け取ることができるため、入院の準備や通院治療、家計のサポートなど、幅広い用途に利用できます。がん保険を選ぶ際、診断一時金がどこまで充実しているかは、初期にもらえる費用を左右する重要なポイントです。

一方、通院給付金は、がんでの通院治療時に支給される給付金を指します。従来のがん保険では、通院に対する保障は入院後の通院に限定されるなど制約が多く、通院のみでがんを治療していく場合のサポートが不充分でした。最近は、入院・手術の有無を問わず通院治療を保障するがん保険も販売されており、より幅広いがん治療をサポートできるがん保険が増えています。

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2. 上皮内新生物への対応

上皮内新生物は、転移などを起こしていない、ごく初期状態のがんを指します。健診の普及や医療技術の進歩で、がんの早期発見が可能になった現在は、上皮内新生物に対する保障の充実度も、がん保険を選ぶポイントの一つとなっています。一時金や通院保障、入院・手術時の保障に上皮内新生物が含まれているかどうか、また、保障はされても、がんへの保障と比較して大幅に減額されることがないかどうかをチェックしましょう。

なお、保障される上皮内新生物の範囲は、がん保険ごとに異なります
がん保険における「がん」「上皮内新生物」の定義は、各保険会社が、厚生労働省の「疾病、傷害および死因統計分類提要」をもとに定めていますが、この基準は医療技術の進歩等で定期的に改正されるため、いつの時点の基準をもとにしているかで、そのがん保険が対象とする「がん」「上皮内新生物」の範囲に差が出てきます。

「がん」「上皮内新生物」の定義は、それぞれのがん保険の約款・契約のしおりに記載されているため、資料を取り寄せたり、担当に話を聞くなどして確認すると良いでしょう。一般的には、新しい基準をもとに作られたがん保険のほうが、古い基準をもとにしたがん保険よりも現在のがん治療とのズレが少なくおすすめです

≪ がん保険の「上皮内新生物」の基準 ≫

アクサダイレクト生命
「アクサダイレクトがん終身」
分類項目 平成6年10月12日総務庁告示第75号にもとづく厚生労働大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10(2003年版)準拠」の基本分類コード。分類項目中、「国際疾病分類-腫瘍学 第3版」に記載された5桁コード
上皮内新生物 基本分類コード:D00-D09
新生物の性状を表す第5桁性状コード:(/2)
アフラック
「生きるためのがん保険Days(デイズ)」
分類項目 平成17年10月17日総務庁告示第1147号にもとづく厚生労働大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10(2003年版)準拠」の基本分類コード。分類項目中、「国際疾病分類-腫瘍学 第3版」に記載された5桁コード
上皮内新生物 基本分類コード:D00‐D07、D09
新生物の性状を表す第5桁性状コード:(/2)
アクサ生命
「治療保障のがん保険」
分類項目 平成6年10月12日総務庁告示第75号にもとづく厚生労働大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10(2003年版)準拠」の基本分類コード。分類項目中、「国際疾病分類-腫瘍学 第3版」に記載された5桁コード
上皮内新生物 基本分類コード:D00-D09
新生物の性状を表す第5桁性状コード:(/2)
東京海上日動あんしん生命
「がん治療支援保険」
分類項目 平成6年10月12日総務庁告示第75号にもとづく厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10(2003年版)準拠」によるもの
上皮内新生物 基本分類コード:D00‐D07、D09

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3. 保険期間(終身か定期か)

がん保険には、保障が一生涯続く終身保険と、10年間や65歳までといった一定期間で保障が終了する定期保険があります。

終身がん保険は、加入時点から保険料が変わらず、一生がんへの備えを用意することができる点から人気の高いがん保険です。ただし、今後のがん治療の進歩によっては、現在の保障が最新のがん治療にそぐわなくなる可能性も。
終身がん保険を検討する場合は、細かな治療ごとに保障内容が決められているものよりも、シンプルな保障内容のがん保険がおすすめです
また、終身保険は、保険料支払いも一生涯となり、定年後などの収入が減少した際にも保険料を払い続ける必要があります。終身がん保険の中には、一定の年齢(60歳・65歳など)までにすべての保険料を払い込む「早期払込プラン」を用意している保険もあるため、一生保険料を払い続けることに不安がある場合は、これらのプランを用意している終身がん保険を検討すると良いでしょう。

一方、定期がん保険は、保険期間内にがんにならなかった場合の保険料が掛け捨てになるぶん、終身保険に比べて保険料は割安。また、契約が終了した時点で、保障内容が現状のがん治療とずれているようであれば、がん保険の見直しを行うことも容易にできます
ただし、10年や20年契約の定期保険の場合、更新ごとに保険料がアップしていく点には注意が必要です。定期がん保険を検討する際は、保険期間をしっかりと把握しておき、保険期間の終了前に継続するかどうかを決めると良いでしょう。

≪ 終身保険と定期保険のメリット・デメリット ≫

終身保険 定期保険
メリット
保障が一生涯続く
保険料が変わらない
デメリット
定期保険に比べて保険料が高い
保険料の支払いが一生涯
がん治療の進歩で保障内容が陳腐化する可能性
メリット
終身保険に比べて保険料が安い
見直しが簡単(最新のがん医療に沿った保険に更新できる)
デメリット
更新するごとに保険料が上がる

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4.先進医療

先進医療とは、健康保険が適用される保険診療の範囲を超えた高度な医療技術のことで、一定の設備や技術を持つ施設(大学病院など)で実施されています。一般の保険診療との併用が可能なため、検査・入院・投薬等では健康保険が適用されますが、技術料に関しては保険適用外となるため、高額の医療費負担を覚悟する必要があります

先進医療は一部の医療機関で行われる特殊な医療に分類されるため、一般的ながん治療で使用される頻度は決して高くありませんが、がん保険の中には、先進医療に関する補償を低価格で付帯できる保険も多いため、がん保障を充実させたい場合は検討してみると良いでしょう。

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がん保険の選び方2 おすすめのがん保険

がん保険を選ぶ際は、数社から資料を取り寄せて比較してみるのがおすすめです。特にがんや上皮内新生物の定義については、保険会社の契約のしおり等を確認する必要があり、その他の付帯保障や保険料についても、パンフレットでより詳しい解説を読むことができます。

ここでは、がん保険の選び方を参考に、一時金や通院保障など、がん治療へのサポートが充実したがん保険をピックアップしました。

≪ おすすめのがん保険 ≫

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身」

アクサダイレクト生命の終身型がん保険。もっともベーシックな「シンプルプラン」は、がんと初めて診断された時にもらえるがん診断給付金とがん入院給付金という最低限の保障。がん診断給付金は、上皮内新生物も同額保障
特約でがん手術給付特約、がん先進医療特約、がん退院療養特約、女性特有のがんに特化した女性がん特約、期間中に給付金の支払いがなかった場合のがん無事故給付特約のボーナスを追加できる。業務を徹底的に効率化した結果、ネット保険ならではのリーズナブルな保険料を実現

コース例 シンプルプラン(がん入院給付金日額1万円)
診断給付金 100万円(1回のみ)
入院給付金 1日につき1万円(日数無制限)
※5,000円、1万円、1万5千円、2万円から選択可
手術給付金 特約で付帯
通院給付金
治療給付金
先進医療 特約で付帯
※対象となる先進医療・医療機関は限定され、随時見直し
死亡保障
保険期間 終身
保険料
35歳時加入
男性:1,480円/月
女性:1,480円/月
55歳時加入
男性:3,240円/月
女性:3,240円/月

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アフラック「生きるためのがん保険Days」

アフラック「生きるためのがん保険Days」

アフラックのがん保険。がん・上皮内新生物による手術、放射線治療、抗がん剤治療(経口投与を除く)における通院治療は入院の有無を問わず保障。がんと診断された時にもらえる診断一時金と、日数無制限の入院保障も備える。
専門カウンセラーによるカウンセリングや専門医紹介を受けられる「プレミアサポート」が自動で付帯しており、特約で手術保障、先進医療、生存給付金、再発・長期治療給付金、放射線治療&抗がん剤治療の追加保障を付帯可能

コース例 ベースプラン
診断給付金 100万円(1回のみ) ※上皮内新生物は10万円
入院給付金 1日につき1万円(日数無制限)
手術給付金
通院給付金 1日につき 10,000円(手術・放射線・抗がん剤治療による通院は日数無制限・往診も含む)
治療給付金
先進医療 特約で付帯
死亡保障 特約で付帯
保険期間 終身
保険料
35歳時加入
男性:1,390円/月
女性:2,010円/月
55歳時加入
男性:4,260円/月
女性:4,550円/月

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アクサ生命「治療保障のがん保険」

アクサ生命「治療保障のがん保険」

アクサ生命のがん保険。がんの治療に主体を置いており、がんによる手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)は入院の有無を問わず保障。手術と放射線治療に関しては上皮内新生物も対象となる。緩和ケアが保障対象となっている数少ないがん保険
治療方法の選択や病院探しをサポートする「メディカル・アシスタンス・サービス」が自動で付帯しており、特約で入院保障や先進医療の保障も追加可能

コース例 ガン治療プラン
診断給付金
入院給付金 特約で付帯
手術給付金
  • ガン手術給付金:1回につき20万円(回数無制限・入院不要)
  • ガン特定手術サポート給付金 *:1回につき20万円 (回数無制限・入院不要)
通院給付金
治療給付金
  • ガン放射線治療給付金 *:1回につき20万円(60日に1回を限度に回数無制限・入院不要)
  • 化学療法給付金:1回につき10万円(月1回・通算600万円限度・入院不要)
  • 緩和療法給付金:1回につき10万円(月1回・通算120万円限度・入院不要)
先進医療 特約で付帯
死亡保障
保険期間 10年間
保険料
35歳時加入
男性:2,590円/月
女性:2,330円/月
55歳時加入
男性:5,990円/月
女性:3,840円/月

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東京海上日動あんしん生命「がん治療支援保険」

東京海上日動あんしん生命「がん治療支援保険」

東京海上日動あんしん生命のがん保険。保険期間を終身と10年間から選択できる。
がんと診断された場合にもらえる診断給付金は、がん・上皮内新生物の種類を問わず同額を保障。さらに初回診断時から2年経過後であれば回数無制限で支払われる。
通院保障については、1日以上の入院が条件となるため、他の二つの保険と比較するとやや弱め。特約で先進医療、抗がん剤治療への保障を追加可能

コース例 基本プラン・終身タイプ(Hタイプ)
診断給付金 100万円(回数無制限。2回目以降は前回支払いから2年以上経過後)
入院給付金 1日につき1万円(日数無制限)
手術給付金 1回につき20万円(回数無制限)
通院給付金 1日につき 1万円(1回の入院の通院につき45日、通算730日まで)
*1日以上の入院後
治療給付金
先進医療
死亡保障
保険期間 終身
保険料
35歳時加入
男性:3,267円/月
女性:2,895円/月
55歳時加入
男性:7,637円/月
女性:5,108円/月

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*ガン特定手術サポート給付金…ガン手術給付金が支払われる手術のうち、食道、胃、小腸、結腸、直腸、肛門の切除術および全摘出術を受けた場合、保障を上乗せ

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