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生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリット

生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリット

ネット生保が販売する生命保険はもちろん、外資系生保や大手生保が販売するネット完結型の生命保険のほとんどが、保険料のクレジットカード払いに対応しています。
生命保険は定期的に保険料を支払う必要があり、その額は決して馬鹿にできません。この保険料の支払いにクレジットカードを利用すれば、口座振替では貯められない「ポイント」を貯めることが可能です
さらに、この保険料の支払いに、ポイント還元率が高いクレジットカードを利用することで、生命保険料の値引きと同じ効果を得ることができます。契約を考えている生命保険が、保険料のクレジットカード払いに対応しているのであれば、積極的に活用したほうが賢明です。
ただし、生命保険のクレジットカード払いは、必ずしもメリットばかりではありません。実はいくつかデメリットも存在しており、利用するのであれば、デメリットに関してもしっかり把握しておく必要があります。

そこで、今回の特集では、生命保険のクレジットカード払いに注目、メリットだけではなくデメリットについても解説します。さらに、ポイント還元率が高く、生命保険の支払いにおすすめのクレジットカードについての情報も。
生命保険を少しでもお得に契約したい方、生命保険のクレジットカード払いを検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

生命保険をクレジットカード払いするメリット

はじめに、生命保険をクレジットカード払いするメリットを見ていきましょう。クレジットカードで保険料を支払うメリットは、大きく以下の2点です。

生命保険をクレジットカード払いするメリット その
保険料の支払いでポイントを貯めることができる

生命保険をクレジットカード払いする最大のメリットは、保険料の支払いでポイントを貯めることができる点
例えば、毎月の保険料が1.5万円の生命保険に加入する場合、保険料の支払いをポイント還元率1%の「ヤフーカード」で行うと、以下のポイントを貯めることが可能です。

ヤフーカード

ヤフーカード

保険料支払い時のポイント還元率:1%(カード利用100円につき1Tポイント付与)

生命保険料:毎月1.5万円
1ヵ月当たりに付与されるポイント 1.5万円×1%=150Tポイント
1年間に付与されるポイント 150ポイント×12ヵ月間=1,800Tポイント

1,800Tポイント=1,800円(※1Tポイント=1円)
→保険料の支払いにクレジットカードを利用することで、年間1,800円の節約に!

口座引き落としをはじめ、保険料の支払い方法にクレジットカード以外を選択した場合、ポイントが付与されることはありません。
つまり、保険料の支払いでポイントを貯めることができ、そのポイント分、保険料を節約できる点は、生命保険にクレジットカード払いを利用する大きなメリットといえるでしょう

また、生命保険の中には、半年分の保険料をまとめて支払う「半年払い」や、1年間の保険料をまとめて支払う「年払い」、全保険期間の保険料を一括で支払う「一時払い」等の支払い回数を選択することで、保険料の割引を受けられるものがあります。

割引が適用される支払い回数を選択し、クレジットカード払いを利用すると、「保険料の割引+クレジットカードのポイント付与」を受けることができ、さらに保険料の支払いがお得になる点もチェックしておきましょう!

※ちなみに、保険料の割引額が最も大きいのは「一時払い」。ただし、「一時払い」は口座引き落としのみに対応しているケースがほとんどです。
保険料の支払いにクレジットカードを利用し、保険料の割引を受けつつ、ポイントを貯めたい場合は、「半年払い」や「年払い」を選択すると良いでしょう。

生命保険をクレジットカード払いするメリット その
生命保険の責任開始日(保障開始日)を早くできる

生命保険をクレジットカード払いするメリット

生命保険をクレジットカード払いすることで、支払い方法に「口座引き落とし」を選択した場合等と比較し、実際に保険の保障が開始される日「責任開始日(保障開始日)」を早くできる点もメリットの一つ

生命保険をクレジットカード払いした場合の「責任開始日」は、クレジットカードの有効性(※生命保険会社からクレジットカード会社へ、そのクレジットカードが利用できるかどうか)の確認が取れた日になります。
つまり、クレジットカードの有効性の確認が取れれば、すぐに生命保険の保障を開始することができるのです。ただし、申し込みの際に入力したクレジットカード番号や、カードの有効期限等に誤りがあり、クレジットカードの有効性の確認が取れない場合、その分、保障開始日が遅くなってしまう点には注意しましょう。

また、生命保険の申し込み書を郵送する場合、保険会社に申し込み書が届いた後が責任開始日となるため、責任開始日を早めたい場合は、オンラインまたは店頭での申し込みがおすすめです。特に、オンラインで申し込みが完結するものは、クレジットカード払いを選択することで、申し込みから決済まで、全てがオンライン上で完結します。口座引き落としやコンビニ払いと比較し、クレジットカード払いを選択するとよりスムーズでしょう。

その一方で、生命保険の支払い方法に口座引き落としを選択した場合、責任開始日は、生命保険契約後、初めて口座引き落としがあった日となります。通常、初めて口座引き落としが行われるのは、契約から約1ヵ月前後先となるため、保険の責任開始日を早くしたい場合は、クレジットカード払いを選択するのがおすすめです。

生命保険をクレジットカード払いするデメリット

生命保険のクレジットカード払いには、様々なメリットがある一方で、デメリットも少なからず存在します。保険料をクレジットカード払いする際は、「こんなはずではなかった」「思っていたのと違う」ということがないよう、デメリットについても、事前にしっかり確認しておきましょう。

生命保険をクレジットカード払いするデメリット その
クレジットカード払いできる支払い回数(支払い方法)が決まっている

生命保険の支払い回数は、毎月保険料を支払う「月払い」や、半年に一度(年2回)保険料をまとめて支払う「半年払い」等、様々な支払方法があります。

生命保険の支払い回数
月払い 毎月保険料を支払う
半年払い 半年に一度(年2回)、半年分の保険料をまとめて支払う
年払い 1年間分の保険料をまとめて支払う
ボーナス払い 指定したボーナス月に保険料を多く支払う
一部一時払い
(部分前納払い)
始めに頭金として指定した期間分をまとめて支払い、残りの保険料を分割で支払う
一時払い 全保険期間分の保険料(総支払保険料)を一括で支払う
全期前納払い 全保険期間分の保険料を、保険会社に預ける形でまとめて支払う。年1回、または毎月という形で、支払い期日がきたら、預けたお金から保険料が支払われる

しかし、クレジットカード払いを選択した場合、利用できる支払い回数が「月払い」「半年払い」「年払い」など、いくつかの方法に限定されるケースがほとんど。さらに、保険会社によっては、「月払いは5万円以下、半年払い・年払いは10万円以下の場合のみクレジットカードでの支払いに対応」「初回のみクレジットカード払いに対応」等、クレジットカード払いに一部制限がある場合もあります。

保険料の支払い回数や支払い限度額等に制限がある点は、生命保険のクレジットカード払いを利用するデメリットといえるでしょう
なお、クレジットカード払いの支払い回数や支払い限度額等は、保険会社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

生命保険をクレジットカード払いするデメリット その
クレジットカードを作れない場合は、クレジットカード払い専用の保険を利用できない

生命保険をクレジットカード払いする場合、クレジットカードの名義と保険契約者は同一でなければなりません。(例えば、妻の保険料を夫名義のクレジットカードで支払うことはできません)
つまり、クレジットカードを持っていない人、クレジットカードを作れない人は、保険料の支払いにクレジットカード払いを利用することは不可。さらに、クレジットカード払い専用の生命保険に加入することもできません。この点も生命保険をクレジットカード払いする際のデメリットといえるでしょう。

その一方で、一部の保険会社は、誰もがカードを作ることができ、クレジットカードとほぼ同じ使い方ができるデビットカードでの保険料支払いに対応しているところも
デビットカードは発行の際に審査が無いため、クレジットカードと比較すると容易に作ることができます。クレジットカードを作るのが難しい場合は、デビットカードを発行し、デビットカードでの支払いに対応している保険会社を利用するのも選択肢の一つです。

生命保険料の支払いにおすすめのクレジットカード

本チャプターでは、保険比較 編集部が厳選した、生命保険料の支払いにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
以下でご紹介するクレジットカードは、いずれも高いポイント還元率を実現しており、生命保険の支払い時はもちろん、普段の買い物やネットショッピングでのカード利用でお得にポイントを貯めることが可能です。なかには、ショッピング補償や海外旅行傷害保険等が付帯するなど、サービスが充実したカードも。保険料の支払いにクレジットカードを利用し、お得にポイントを貯めたいと考えている方は、各クレジットカードの特徴をチェックし、自分に合った一枚を見つけましょう。

生命保険の支払いにおすすめのクレジットカード その

ヤフーカード(Yahoo!JAPANカード)

ヤフーカード(Yahoo!JAPANカード)

年会費 無料
ポイント還元率 Tポイント
  • 通常:1%(カード利用100円につき1Tポイント)
  • Yahoo!ショッピング・LOHACO:3%(カード利用100円につき、通常ポイント2Tポイント+期間固定ポイント1Tポイント)
付帯サービス・特典
  • ETCカード:年会費540円(税込)
  • 家族カード:年会費無料(※最大3枚まで発行可能)
  • ショッピング補償(プラチナ補償):月額529円(税込)
キャンペーン情報 キャンペーン期間中に、ヤフーカードへの入会&カード利用で、もれなく最大8,000円相当の期間固定Tポイントプレゼント

ヤフーカードの特徴

Yahoo!グループの「ワイジェイカード」が発行する年会費無料のクレジットカード。
ポイント(Tポイント)は、保険料の支払い時を含め、通常のカード利用100円につき1Tポイントを付与。さらに、Yahoo!ショッピングやLOHACOでは、ポイントが3倍になり、カード利用100円につき3Tポイントを貯めることができる。貯めたTポイントは、1ポイント=1円換算でYahoo!ショッピングやファミリーマート等、Tポイント加盟店での買い物の際、利用可能。
また、月額529円(税込)で、「返品保証」や「盗難保障」、「携帯電話水濡れ・全損補償」等、万一、ヤフーカードで購入・利用した商品やサービスに関するトラブルが起きた場合、様々な補償が受けられるショッピング補償(プラチナ補償)を付帯できる点もチェックしておきたい
Yahoo!ショッピングを利用する機会が多く、生命保険の支払いでもTポイントをお得に貯めたいと考えている人にとって、高いポイント還元率を誇り、充実の補償も付帯できるヤフーカードは、有力な選択肢の一つだろう。

生命保険の支払いにおすすめのクレジットカード その

オリコカード・ザ・ポイント(Orico Card THE POINT)

オリコカード・ザ・ポイント(Orico Card THE POINT)

年会費 無料
ポイント還元率 オリコポイント
  • 通常:1%(カード利用100円につき1ポイント)
  • 入会後6ヵ月間:2%(カード利用100円につき2ポイント)
  • オリコモール経由でのネットショッピング:最大17.5%(通常分1%+入会後6ヵ月間特別加算ポイント1%+オリコモール特別加算ポイント0.5%+オリコモール獲得ポイント 最大15%)
付帯サービス・特典
  • ETCカード:年会費無料
  • 家族カード:年会費無料(※最大3枚まで発行可能)
  • 紛失・盗難保障
  • 電子マネーiDとQUICPayを搭載
キャンペーン情報 キャンペーン期間中に、オリコカード・ザ・ポイントへの入会&カード利用で、最大8,000ポイントのオリコポイントをプレゼント!

オリコカード・ザ・ポイントの特徴

信販会社大手オリエントコーポレーションが発行する年会費無料のクレジットカード。
ポイント(オリコポイント)は保険料の支払い時を含め、通常、カード利用100円につき1ポイント付与。入会後6ヵ月間はポイントが2倍になり、カード利用100円につき2ポイントを貯めることができる。さらに、Amazonや楽天市場、ヤフオク等の人気ショップが運営する「オリコモール」を経由してネットショッピングを行うと、「オリコモール特別ポイント」と「オリコモール獲得ポイント」が追加で付与され、ポイントは最大17.5倍までアップする。
また、オリコカード・ザ・ポイントは、電子マネー「iD」「QUICPay」をダブルで搭載。コンビニやスーパー等でスピーディーに決済ができ、効率よくポイントを貯めることができる点もチェックしておきたい
貯めたポイントは、Amazonギフト券や楽天スーパーポイント、ANAマイル等に交換可能。
その他にも、万一、カードが紛失・盗難に遭った場合でも、60日前にさかのぼり損害の補償が受けられる紛失・盗難保障が付帯する点も嬉しい。
ポイント還元率が高く、保険料の支払いでもポイントが貯まるクレジットカードを使いたい方にとって、オリコカード・ザ・ポイントはおすすめの一枚。

生命保険の支払いにおすすめのクレジットカード その

REX CARD(レックスカード)

REX CARD(レックスカード)

年会費 無料
ポイント還元率 REX POINT
  • 通常:1.25%(月間のカード利用金額2,000円につき25ポイント)
  • 価格.com安心支払いサービス:1.5%(月間のカード利用金額1,000円につき15ポイント)
  • JACCSモール経由でのネットショッピング:1.75%(月間のカード利用金額2,000円につき35ポイント)

※上記いずれの場合も、「リボ払い」を利用すると、ポイント還元率が+0.5%

付帯サービス・特典
  • ETCカード:年会費無料
  • 家族カード:年会費無料(※最大3枚まで発行可能)
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(※自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(※利用付帯)
  • カード盗難保険
  • ネットあんしんサービス
キャンペーン情報 キャンペーン期間中、REX CARDへの入会で、最大5,000円分のJデポをプレゼント!

REX CARDの特徴

信販大手「ジャックス」と、価格比較サイト「価格.com」やグルメコミュニティサイト「食べログ」等を運営する「カカクコム」が提携し、発行する年会費無料のクレジットカード。
REX CARDの特徴は、ポイント還元率の高さ。通常のポイント還元率は、1.25%となっており、他のクレジットカードと比較しても高いポイント還元率を実現している。また、「価格.com」での買い物時、決済方法に「価格.com安心支払いサービス」を選択すると、ポイント還元率は1.5%にアップ、Amazonや楽天市場等が出店する「JACCSモール」経由でのネットショッピング時はポイント還元率が1.75%にアップする。(※「JACCSモール」経由でのネットショッピングの場合、REX POINTとは別に、カード利用金額の0.5%~最大12%に相当する「Jデポ※1」を付与。)
貯めたREX POINTは、1,500ポイントごとに、「Jデポ1,500円分」または「ANAマイル300マイル」に交換可能。
さらに、海外・国内旅行傷害保険や、カード盗難保険、ネットあんしんサービスが無料付帯する点も嬉しい
ポイント還元率が高いことに加え、付帯サービスが充実しているクレジットカードを利用したい方にとって、REX CARDは有力な選択肢の一つとしてチェックしておきたい。
※1 Jデポ:カード利用代金の引き落とし時に適用される割引。Jデポ1,000ポイントで1,050円分の割引として利用できる。(※インターコムクラブで引き換えた場合)

生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリット~まとめ~

生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリット~まとめ~

生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリットを解説し、保険料の支払いにおすすめのクレジットカードを紹介した今回の特集はいかがでしたでしょうか。

生命保険の保険料は、1回あたりの金額がそれほど大きくなかったとしても、長い目で見ると何万、何十万になり、決して馬鹿にできません。この保険料の支払いをクレジットカードで行えば「ポイントが貯められる」、「責任開始日を早くできる」等、様々なメリットがあります。特別な事情がない限り、生命保険の保険料はクレジットカード払いがおすすめです。

生命保険のクレジットカード払いを検討している人はもちろん、できるだけ保険料をお得に利用したいと考えている方は、本特集を参考に、生命保険をクレジットカード払いするメリットとデメリットをしっかりチェックし、保険料を賢く節約しましょう。

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