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一人暮らしにおすすめの保険とは?プロがおすすめする生命保険、積立保険、自転車保険を厳選

一人暮らしにおすすめの保険とは?プロがおすすめする生命保険、積立保険、自転車保険を厳選

一人暮らしを機に、万一の場合に備え、保険への加入を検討されている方も多いのではないでしょうか?
ただ、一口に「保険」といっても、その種類は様々。いざ保険に加入しようとすると、どの保険に加入すべきか、どの保険商品がおすすめなのか、意外とわからないものです。

そこで今回の保険比較の特集は、一人暮らしの保険に注目。一人暮らしをする際に加入しておきたいおすすめの保険を厳選し、わかりやすくご紹介します。
これから一人暮らしを開始する方はもちろん、すでに一人暮らしをスタートしており、将来に備え、何か保険に入っておきたいと考えている方は、本特集を参考に、一人暮らしにおすすめの保険についてチェックしましょう。

一人暮らしに保険は必要?加入する価値があるおすすめの保険とは

万一の場合に備え、一人暮らしで何か保険に加入する際は、自分に万一のことがあった場合に備える「生命保険」、病気やケガ、精神疾患などで働けなくなった場合に保障が受け取れる「就業不能保険」、銀行への預金以上に資産を増やすことができる「積立保険」、自転車に乗る人ならもはや加入は当たり前になりつつある「自転車保険」を軸に検討するのがおすすめです。

それでは、それぞれの保険について、詳しく見ていきます。

一人暮らしにおすすめの保険 その
生命保険

生命保険

生命保険は、自分が死亡した際、遺された家族に保険金が支払われる保険のこと。原則として、契約者の死亡時に保険金が支払われるため、契約者本人のためではなく、遺された家族のために加入するのが前提です。
一人暮らしの場合、養う家族がいないため、生命保険への加入は必須ではありませんが、自分に万一のことがあった場合、実家にいる家族に負担をかけてしまう可能性があるため、「万一の際、親に負担をかけたくない、「自分が死亡した場合の葬式費用に」等と考える場合は、親を保険の受取人として加入しておくと安心です。

ちなみに、生命保険は、加入時の年齢が若いほど死亡のリスクが低いことから、保険料も安く設定されています。数ある生命保険のなかには、20代で加入する場合、保険料が月額数百円程度となっているものも。
保障を手厚くする必要はないので、一人暮らしで生命保険に加入する場合は、安い保険料で、万一の際、必要最低限の保障が受けられる生命保険を選ぶと良いでしょう。

≪ 一人暮らしにおすすめの生命保険1 ≫

SBI生命 クリック定期

SBI生命 クリック定期

保険料例 保険料払込期間:10年 口座振替月払い

保険金300万円

  • 20歳 男性:345円/女性:246円
  • 30歳 男性:387円/女性:324円

保険金500万円

  • 20歳 男性:550円/女性:385円
  • 30歳 男性:620円/女性:515円
保険金額(基本保障) 300万円~1億円(契約年齢20歳の場合は5,000万円)
※100万円単位で設定可能
保険期間 10年
契約可能年齢 満20歳~満69歳

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SBIグループの「SBI生命保険」が提供するインターネット専用の定期型・掛け捨てタイプの生命保険。保険情報サイト「保険市場」が実施した「生命保険ランキング 死亡保険部門」(2019年1月)において30ヵ月連続第1位を獲得しているほか、利用者の98%が保険料に「満足」と回答する等、利用者からの高い人気を誇っている。

「クリック定期」の特徴は、保険料の安さ。SBI生命「クリック定期」では、2018年4月に保険料を値下げし、業界最安水準の保険料を実現。月額200円台~(※保険金:300万円/女性 20歳の場合)と手ごろな保険料で加入することができる。保険金額(基本保障)は、300万円~1億円(※契約年齢20歳の場合は5,000万円まで)となっており、100万円単位で設定可能。

また、「メールアドレス」と「本人名義のクレジットカードまたは金融機関口座」があれば、本人確認書類の提出不要でインターネットから簡単に申し込みできる点もチェックしておきたい

一人暮らしで、安い保険料を実現しつつ、万一の際にしっかりとした保障が受けられる生命保険を検討している人にとって、「クリック定期」は有力な選択肢の一つ。

≪ 一人暮らしにおすすめの生命保険2 ≫

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの定期保険2」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの定期保険2」

保険料例 保険料払込期間:10年 月払い

最安プラン/保険金500万円

  • 20歳 男性:575円/女性:395円
  • 30歳 男性:650円/女性:540円
保険金額(基本保障) 500万円~1億円
※100万円単位で設定可能
保険期間 10年、55歳満了、60歳満了、65歳満了、70歳満了
契約可能年齢
  • 10年:満20歳~満69歳
  • 55歳満了:満20歳~満44歳
  • 60歳満了:満20歳~満49歳
  • 65歳満了:満20歳~満54歳
  • 70歳満了:満20歳~満59歳

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アクサジャパン出資の生命保険会社「アクサダイレクト生命」が提供する定期型・掛け捨てタイプの生命保険。インターネットでの販売に特化することで、運営コストを最小限に抑え、手ごろな保険料を実現している。

「アクサダイレクトの定期保険2」の特長は、保険金額・保険期間をニーズに合わせて選べる点。保険金額は、500万円~1億円の範囲内で、100万円単位で設定することができ、保険期間は、「10年」、「55歳満了」、「60歳満了」、「65歳満了」、「70歳満了」の5つから選択可能。一人暮らしで最低限の保障を付ける場合、保険金額500万円、保険期間10年で加入するのがおすすめ

また、余命6ヵ月以内と診断された場合、保険金の一部(または全額)が受け取れる「リビング・ニーズ特約」を無料で追加できるほか、契約者が万一病気になった場合、日本の名医によるセカンドオピニオンや優秀専門臨床医の紹介を受けられるサービスが無料付帯する点も嬉しい。

「アクサダイレクトの定期保険2」は、手ごろな保険料で、万一の際に必要な保障が受けられる一人暮らしの人におすすめの生命保険の一つ。

一人暮らしにおすすめの保険 その
就業不能保険

就業不能保険

就業不能保険とは、病気やケガ、精神疾患などで長期間働けなくなった場合(※所定の就業不能状態になった場合)の収入減をカバーする保険のこと。その合理的な仕組みが評価され、保険先進国の欧州では日本を大きく上回る人気を獲得しています。
就業不能保険は、手ごろな保険料で加入でき、働けなくなるリスクに備えることができるため、一人暮らしをする際、加入を検討したい保険の一です。

ただし、給付金の支払い対象となる「所定の就業不能状態」の定義が保険会社によって異なる点には注意が必要
例えば、Aの保険会社が提供する商品では保障対象に含まれる就業不能状態が、Bの保険会社が提供する商品では、保障対象に含まれないケースがあります。(※特に、うつ病をはじめとする精神疾患など)
就業不能保険への加入を検討する際は、保障内容(就業不能状態の定義)を事前に確認し、万一の際、必要な保障をしっかり受けられるものに加入することが大切です。

また、就業不能保険は、所定の就業不能状態になってすぐに給付金が支払われるわけではなく、60日間等、所定の期間、就業不能状態が継続した場合に給付金が支払われる点にも注意しましょう。

≪ 一人暮らしにおすすめの就業不能保険 ≫

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの働けないときの安心」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの働けないときの安心」

保険料例 就業不能給付金月額:10万円、保険期間・保険料払込期間:65歳、ハーフタイプ
  • 20歳 男性:1,550円/女性:1,230円
  • 30歳 男性:1,810円/女性:1,470円
保険金額(就業不能給付金) 月額5万円~50万円
※5万円単位で設定可能
※病気やケガで働けなくなった場合は回数無制限、精神疾患で働けなくなった場合は通算18回まで支給
就業不能状態 ※以下のいずれかの状態が支払い対象外期間(60日)を超えて継続した場合に、毎月就業不能給付金または就業不能給付金(精神疾患)を給付

病気やケガで働けなくなったとき

  • 治療を目的とした入院
  • 医師の指示による在宅療養
  • 国民年金法施行令に定める障害等級2級以上に認定された場合

精神疾患ではたらけなくなったとき

  • 精神疾患の治療を目的とした入院
  • 国民年金法施行令または精神保健及び精神障害福祉に関する法律施行令に定める障害等級2級以上に認定された場合
保険期間・保険料払込期間
  • 60歳満了(満20歳~満50歳)
  • 65歳満了(満20歳~満55歳)
  • 70歳満了(満20歳~満60歳)
契約可能年齢 20歳~60歳

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ネット生保大手「アクサダイレクト生命」が2018年9月に販売を開始した新しい就業不能保険。

「アクサダイレクトの働けないときの安心」の特徴は、病気やケガに加え、うつ病などの精神疾患で就業不能状態になった場合もカバーできる点。就業不能保険の中には、うつ病などの精神疾患を保障の対象外としているケースが多いため、精神疾患が保障対象に含まれる点は、大きな魅力といえるだろう。

また、給付金の受取を職業や収入に合わせて、受給開始日から満額で受け取れる「満額タイプ」と、受給開始日から一定期間は設定した給付金月額の半額、その後は満額で受け取れる「ハーフタイプ」から選択可能。ちなみに、「アクサダイレクトの働けないときの安心」は、もともと割安の保険料を実現しているが、特に「ハーフタイプ」を選択すると、さらに安い保険料で利用することができる

その他にも、電話で医師や看護師に24時間365日健康相談ができるサービスや、名医によるセカンドオピニオンや優秀専門臨床医の紹介が受けられるサービスが無料付帯するため、一人暮らしで就業不能保険への加入を検討する際、有力な選択肢の一つとしてチェックしておきたい。

一人暮らしにおすすめの保険 その
積立保険

積立保険

積立保険とは、毎月の保険料の支払いが貯蓄の積み立てになる保険のこと。積み立てた分は、中途解約時には解約返戻金、満期時には満期返戻金として受け取ることができます
そのため、積立保険を利用すれば、自分であまり意識しなくとも、毎月の保険料でコツコツ貯蓄の積み立て(貯金)を行うことが可能。しかも保険料控除を受けることで、所得税・住民税を減らすこともできるのです
特に、一人暮らしをするための日々のやりくりが大変で、貯金まで手が回らない人、なかなか思うように貯金ができない人は、積極的に活用すると良いでしょう。

ただし、積立保険に加入したものの、短期で解約する場合、保険料として支払った分よりも、解約返戻金が少ない等、損をするケースがある点には注意が必要。
積立保険を利用する際は、積み立てる金額(保険料)・期間に対して、中途解約時・満期時の返戻金(解約返戻金・満期返戻金)がどれくらいなのかを事前に確認しておくことが大切です。

≪ 一人暮らしにおすすめの積み立て保険 ≫

明治安田生命 「じぶんの積立」

明治安田生命 「じぶんの積立」

保険料(月掛保険料・口座振替) 保険料払込期間:5年/保険期間:10年 ※月掛保険料・口座振替
  • 5,000円
  • 10,000円
  • 15,000円
  • 20,000円
解約時の返戻金 ※年齢・性別に関係なく、返戻率・受取率は同じ
  • 3年…返戻率:100.0%
  • 5年…返戻率:100.0%
  • 7年…返戻率:101.3%
  • 10年満期…受取率:103.3%
※災害死亡給付金は既払込保険料の1.1倍。
保険期間 10年
契約可能年齢 満18歳~
(※被保険者:満6歳~満65歳)

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生命保険会社大手「明治安田生命」が提供する無配当災害保障付積立保険。数ある積立保険の中でもトップクラスの受取率・返戻率を実現しており、お得度の高い積立保険として、高い人気を誇っている。

「じぶんの積立」は、月々5,000円からの積立に対応。保険料の払い込み期間は5年間となっており、少ない負担で、積立を行うことができる。また、10年満期時の受取率は103%、中途解約時の返戻率は100%以上と高い受取率・返戻率を実現(※受取率・返戻率は年齢・性別に関係なく同一)。保険料控除分を含めると、定期預金と比較してもお得度は極めて高い。また他の多くの積立保険とは異なり、中途解約をした場合でも、損をすることなく利用できる点は、じぶんの積立の大きな魅力といえるだろう。ちなみに、万一の際は、災害死亡給付金として既払込保険料の1.1倍(110%)の金額を受け取ることができる。

さらに、加入の際に、健康状態の告知は不要となっており、健康状態に関わらず申し込みができる点もチェックしておきたい。

月々5,000円からと少額で貯蓄の積立ができ、保険料の払い込み期間も5年間と短いため、 一人暮らしで、将来に備えて貯金をしたいがなかなか思うようにお金を貯められないという方、損をすることなく、積立保険を利用してお金を貯めたい方にとって、「じぶんの積立」は利用する価値のある保険といえるだろう。

一人暮らしにおすすめの保険 その
自転車保険

自転車保険

自転車保険とは、自転車が盗まれた場合や、自転車で事故を起こしてしまった場合に補償が受けられる保険。月額数百円程度ど手ごろな保険料のものが多いため、一人暮らしで通勤・通学の移動手段に自転車を使う人であれば、万一に備え、必ず加入しておきたい保険です

自転車保険には、一般的に、加入者自身の事故を補償する「本人プラン」と、加入者自身に加え、家族による事故も補償する「家族プラン」の2種類があり、それぞれ、補償範囲と保険料が異なります。一人暮らしの場合は、「本人プラン」への加入がおすすめ。

一口に「自転車保険」といっても、保険商品によって、保険料や補償内容が大きく異なるため、自転車保険に加入する際は、事前に保険料や補償内容をしっかり確認し、手ごろな保険料で、万一の際、必要な保障が受けられる自転車保険に加入しましょう。

≪ 一人暮らしにおすすめの自転車保険 ≫

楽天 「楽天超かんたん保険 自転車保険プラン〈本人型〉」

楽天 「楽天超かんたん保険 自転車保険プラン 〈本人型〉」

保険料
  • 節約コース…月払:170円/年払:1,960円(1ヵ月当たり163円)
  • 標準コース…月払:300円/年払:3,350円(1ヵ月当たり279円)
  • 充実コース…月払:490円/年払:5,380円(1ヵ月当たり448円)
補償内容

節約コース

  • 傷害死亡・後遺障害保険金額:100万円
  • 傷害入院保険金日額:1,500円
  • 個人賠償責任保険金額:1億円
  • 傷害通院保険金日額:-

標準コース

  • 傷害死亡・後遺障害保険金額:100万円
  • 傷害入院保険金日額:1,500円
  • 個人賠償責任保険金額:1億円
  • 傷害通院保険金日額:1,000円

充実コース

  • 傷害死亡・後遺障害保険金額:300万円
  • 傷害入院保険金日額:3,000円
  • 個人賠償責任保険金額:1億円
  • 傷害通院保険金日額:1,500円
保険期間 1年
契約可能年齢 満18歳~満69歳
※18歳未満も加入可

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インターネット通販最大手「楽天」が保険契約者、大手損害保険会社「三井住友海上」が引受保険会社になり、楽天会員向けに販売する自転車保険

「楽天超かんたん保険 自転車保険プラン〈本人型〉」の特徴は、料金プランを、手ごろな保険料で必要最低限の補償が付帯する「節約コース」、保険料と補償のバランスが取れた「標準コース」、手厚い補償が受けられる「充実コース」の3種類から自分に合ったものを選択できる点。なかでも「節約コース」は月額170円という割安な保険料を実現しており、少ない負担で自転車事故等に備えることができる。

また、「楽天超かんたん保険 自転車保険プラン〈本人型〉」は、契約者が自転車事故の加害者になり、法律上の損害賠償責任を負ってしまった場合、全コースで最大1億円まで補償を受けることが可能。さらに、保険会社による示談交渉サービス(国内のみ)が無料付帯する点もチェックしておきたい

加えて、交通事故だけではなく、日常生活に起因する偶然の事故による賠償も補償対象に含まれるほか、申し込み手続き完了の翌日から補償開始になる点も魅力。

「楽天超かんたん保険 自転車保険プラン〈本人型〉」は、手ごろな保険料で、補償内容が充実した自転車保険への加入を希望している一人暮らしの人におすすめの自転車保険といえるだろう。

コラム 共済保険(共済制度)への加入も一人暮らしの人におすすめ

一人暮らしをする際、共済保険(共済制度)への加入を検討するのもおすすめです。共済保険とは、非営利事業「共済」の組合員とその家族が加入できる保障制度のこと。
共済保険は、月額1,000円前後と手ごろな保険料を実現していることに加え、保障内容が充実しており、死亡、医療、がん他、様々なリスクに備えることが可能です

共済の組合員・特定の地域に住む人・特定の職業に就いている人等、特定の条件を満たしていないと共済保険に加入できない点には注意が必要ですが、20代・30代の一人暮らしの人で、手ごろな保険料で一定の保障が受けられる保険に加入し、万一に備えておきたい場合、共済保険も選択肢の一つです。

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一人暮らしにおすすめの保険~まとめ~

一人暮らしにおすすめの保険~まとめ~

一人暮らしをする際に加入を検討したいおすすめの保険について紹介した今回の特集はいかがでしたでしょうか?

一人暮らしの場合、自分以外に頼れる人がいないため、万一に備え、保険への加入を検討するのがおすすめです。
その際、毎月の保険料が生活費を圧迫してしまうことがないよう、生活費とのバランスを考慮し、無理なく保険料が支払えるものを選ぶことが大切。
また、不安を煽られ、あれもこれもと保険に加入するのではなく、自分に必要な保険が何かを見きわめ、必要な保険にのみ加入することが重要です

一人暮らしを機に、保険への加入を検討されている方は、本特集を参考に、一人暮らしにおすすめの保険をチェックし、自分に必要な保険を見つけましょう。

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