おすすめの女性向けがん保険
みなさんは女性に最も多いがんの種類をご存知でしょうか?
答えは、乳がん。2019年1月21日に国立がん研究センターが公表した最新のがん統計(※1)によると、2016年にがんと診断された女性は428,499例、2014年の365,881例と比較すると、がんと診断された女性の数は大幅に増加しています。女性罹患者のランキングを見ると、最も多いのが乳がん、2位は大腸がん、3位は胃がん、4位は肺がん、5位は子宮がんとなっています。女性がかかりやすいがんのうち、1位と5位が女性特有のがんという点は、見逃せません。ちなみに乳がんは死亡率でも5位にランクインしています。本来乳がんは、早期発見することで完治できる可能性が高い病気です。自分は健康と過信せず、きちんと健診を受けるようにしましょう。
乳がん以外に目を向けても、半数の女性が生涯のうちに一度はがんを経験する現代社会において、がんへの対策はとても重要です。通常のがん保険でも、乳がんや子宮がんなどをカバーしていますが、特に女性特有のがんに対して手厚い保障を用意している保険も存在します。
今回は女性特有のがんになってしまった時に、特別なサポートを受けることができるがん保険をご紹介します。
※1最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]
Chapter1:女性向けがん保険
がん保険は、対象となる疾病をがんに絞る代わりに、保険料が抑えられている点が最大の特徴。対象が広範囲にわたる医療保険と比較すると、同程度の保障であれば保険料が安くなることが一般的です。
また、女性向けのがん保険では、乳がんや子宮がんに罹患した場合、通常よりも給付金を増額。女性特有のがんに備えたいという人におすすめです。
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身[女性プラン]」
コース |
日額5,000円 |
保険の種類 |
終身 |
診断給付金 |
初めて女性特有のがんと診断された |
100万円 |
初めてがんと診断された |
50万円 |
|
入院給付金 |
女性特有のがん |
10,000円/1日 |
がん 5,000円/1日 |
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手術給付金 |
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通院給付金 |
― |
先進医療 |
通算500万円まで |
ボーナス |
特約で選択可(3年間がんにならなければ5万円) |
その他 |
― |
保険料(月額) |
30歳 | 1,250円 |
40歳 | 1,770円 |
50歳 | 2,510円 |
|
特徴 |
必要性が高い保障に絞り、保険料を抑えた女性向けがん保険。
がん保障の要である診断・入院・手術をしっかり備えている一方で、通院は対象外である点はチェックしておきたい。 |
冬のプレゼントキャンペーン(2019年2月28日まで) |
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※女性向けのがん保険の見積りの試算保存&申し込みも、もちろんプレゼント対象 |
アフラック 新生きるためのがん保険レディースDays
コース |
日額5,000円※先進医療特約付き |
保険の種類 |
終身 |
診断給付金 |
初めてがんと診断された |
100万円 |
初めて上皮内新生物と診断された |
10万円 |
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入院給付金 |
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手術給付金 |
全てのがん 10万円/1回 |
乳房観血切除術、子宮前摘出術など特定の手術 |
20万円/1回(同時給付可能) |
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通院給付金 |
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先進医療 |
通算2,000万円まで |
ボーナス |
― |
その他 |
放射線治療 |
10万円/1回 |
抗がん剤治療 |
5万円or2.5万円/治療を受けた月ごと※通算300万円まで |
乳房再建手術 |
50万円/1回 |
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保険料(月額) |
30歳 | 2,210円 |
40歳 | 3,263円 |
50歳 | 4,106円 |
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特徴 |
充実した保障を取り揃える女性向けがん保険。
診断・入院・手術はもちろんのこと、通院保障やがん治療保障が付帯している点がポイント。
その分保険料はやや高め。 |
Chapter2:女性特有のがん&疾病に備える医療保険
がんだけではなく、女性特有の病気にも備える事ができれば嬉しいという方は、女性の病気に特化した医療保険の検討をおすすめします。がん保険と比較すると保険料はやや高くなりますが、がん以外にも、子宮筋腫などの女性特有の病気や、異常分娩に伴う入院・手術に対して特別な保障を用意しています。
特に将来の妊娠・出産を予定している場合、妊娠後は保険に入ることがほぼ不可能になるため、出産時の万が一に備えることができる保険に加入することをおすすめします。
オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」
コース |
日額5,000円 |
保険の種類 |
終身 |
診断給付金 |
― |
入院給付金 |
女性特有の病気+がん |
10,000円/1日 |
それ以外の病気・怪我 |
5,000円/1日 |
|
手術給付金 |
|
通院給付金 |
― |
先進医療 |
通算2,000万円まで |
ボーナス |
なし |
その他の保障 |
― |
追加可能な特約 |
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保険料(月額) |
30歳 | 1,967円 |
40歳 | 2,177円 |
50歳 | 2,842円 |
|
特徴 |
女性特有の病気と全てのがんによる入院を、手厚く保障するシンプルな女性向け保険。
医療保険ではあるがシンプルな保障内容で、安価な保険料を実現。がん診断・通院時に備えて特約を付帯することもできる。 |
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「フェミニーヌ」
コース |
プラン3 入院給付金日額5,000円※ボーナス付き |
保険の種類 |
定期(15年間) |
診断給付金 |
― |
入院給付金 |
女性特有の病気+がん |
10,000円/1日 |
それ以外の病気・怪我 |
5,000円/1日 |
|
手術給付金 |
1回につき20万円、10万円、5万円
※病気・ケガで約款所定の手術を受けた場合 |
通院給付金 |
― |
先進医療 |
通算2,000万円まで |
ボーナス |
3年ごとに75,000円(入院してもOK) |
その他の保障 |
退院祝い |
2.5万円or5万円 |
高度障害 |
450万円or950万円 |
死亡 |
500万円or1,000万円 |
|
追加可能な特約 |
― |
保険料(月額) |
30歳 | 4,786円 |
40歳 | 5,113円 |
50歳 | 6,481円 |
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特徴 |
入院・手術の保障に加え、3年ごとのボーネスや、高度障害・死亡保障が付帯した充実の女性向け保険。
生命保険を兼ねて加入するのも良いだろう。 |
アフラック ちゃんと応える医療保険「レディースEVER」
コース |
通院なしプラン 日額5,000円 |
保険の種類 |
終身 |
診断給付金 |
― |
入院給付金 |
5日未満 |
25,000円/1日 |
5日以上 |
5,000円/1日 |
女性特有のがん・病気 10,000円/1日 |
|
手術給付金 |
重大手術 |
20万円/1回 |
入院中 |
5万円/1回 |
外来 |
2.5万円/1回 |
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通院給付金 |
―(通院ありプランを選択可能) |
先進医療 |
―(特約を選択可能) |
ボーナス |
なし |
その他の保障 |
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追加可能な特約 |
- 三大疾病一時金特約
- 三大疾病保険料払込免除特約
- 三大疾病無制限型長期入院特約
- 総合先進医療特約
- 死亡保障
- ケガ保障
- 生存祝金特約
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保険料(月額) |
30歳 | 1,835円 |
40歳 | 2,185円 |
50歳 | 2,975円 |
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特徴 |
様々なカスタマイズが可能な女性向け保険。
基本の入院・手術保障に加え、放射線治療が付帯するのは嬉しいポイント。
先進医療特約や三大疾病特約、死亡保障などは追加で付帯する必要がある。 |
POINT! 生存ボーナスはあったほうがいい?
「3年間病気にならなければ5万円のボーナス」。女性向けのがん保険・医療保険で、このようなキャッチコピーを見たことがある方も多いかと思います。
ボーナスがもらえると聞くと、他の保険よりもお得に感じられますが、実際のお得度はボーナスなしの保険と比較してもあまり変わりません。なぜなら、ボーナス付きの保険では、付与されるボーナスの分だけ、保険料を多く支払っているからです。
例えば、アクサダイレクト生命のがん終身(女性プラン)は、3年間がんにならなければ5万円のボーナスが支給されるオプションを選択することができます。ただ、このオプションを利用するためには、月々1,340円(30歳・女性の場合)が追加で必要。つまり、3年間で約48,000円を支払うことになるため、3年間でお得になるのは2,000円程度です。お金をためるのが苦手と言う人は、ボーナスオプションを積み立て預金代わりに使う方法も良いかも知れませんが、ボーナス分が保険料に追加されているということは理解しておきましょう。
Chapter3:まとめ
本特集では女性向けのがん保険・医療保険を紹介しましたが、もちろん通常のがん保険も選択肢として有効です。女性特有のがん罹患者割合は約30%(※1)。裏を返せば、7割の方はそれ以外の性別に関係のないがんに罹患しているということです。
女性特有のがんに対する保障を基準とするのではなく、通常のがんに対する保障をまずは確保した上で、更に女性特有のがんを手厚く備えるか検討するようにしましょう。
※1がんの部位別統計 | 日本対がん協会
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