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アフラックが、がん保険にオンライン生体認証を導入。がん遺伝子検査が2019年春から保険適用に

アフラックはがん保険の契約件数No.1を誇っており、他社に先駆けて様々なサービスを導入することでも有名です。

今月の保険比較のニュースは、そのアフラックががん保険に新たにオンライン生体認証を導入し、万が一がんと診断された場合、保険金の即時払いに対応した情報に加え、がん遺伝子検査が初めて認可され、2019年春から保険適応になるという最新のトピックをご紹介します。

アフラックががん保険にオンライン生体認証を導入!保険金の支払いがよりスムーズに

オンライン認証・イメージ画像

アフラックはこれまでも保険料の迅速な支払いに定評がありましたが、そのタイムラグをさらに短くするため、様々な取り組みを行っています。その一つが2018年12月17日から「アフラックのがん保険f(フォルテ)」「ご契約者のためのがん保険f(フォルテ)」「生きるためのがん保険 Days」「生きるためのがん保険 Daysプラス」の4つの保険で導入するオンライン生体認証を活用した、保険金の即時支払サービスです。

生体認証はアフラック独自のモバイルアプリを使用し、生体認証の指紋もしくは顔認証を利用します。

必要になるのは生体情報を読み取るためのスマホのみ。特に新たな機器はいりません。ちなみにアフラックは生体情報自体はユーザーのスマホ側に保存し、アフラック側が受け取るのは結果だけとするなど、ユーザーの情報を極力保持しないよう、配慮している点も好感が持てます。

このシステムの導入で、従来まで保険金の支払いに必要だった郵送での書面のやり取りが不要になり、最短で5分で指定の金融機関に保険金が支払われるとしています。

がんは治る病気になりつつあるとはいえ、診断時のショックは計り知れません。また保険金の支払い手続きが簡素化されるのは、その後の治療に取り組む上でも間違いなくプラスです。

保険金の支払いをより簡単に、スピーディーにするためのアフラックの取り組みは高く評価すべきでしょう。

がん遺伝子検査の認可降りる!2019年春から保険適用に

遺伝子検査・イメージ画像

新たながん治療法の中でも、最も期待値が高いがん遺伝子検査の認可が2018年12月13日に遂にはじめて降りました。

最終的な承認はこれからですが、近く承認され、2019年春から公的医療保険の対象になる予定です。

がんは遺伝子の異常な動きで起こる病気です。これまでは胃がんには胃がんの薬、乳がんには乳がんの薬というように、がんによって保険の範囲内で利用できる薬が異なっていましたが、実際には患者の遺伝子によっては胃がんに効く乳がんの薬があり、胃がん患者が乳がんの薬を使うと、保険適用外になってしまうという問題が起こっていました。

遺伝子検査はがん細胞の遺伝子数百種類を調べることで、異常な動きが起こっている遺伝子を特定。患者のがん細胞の特徴に合った薬を使う事で、がんの治療を目指しています

ちなみに今回承認されたのは、国立がん研究センターと医療機器大手シスメックスが開発した検査法と中外製薬が開発した検査法の2種類です。

この遺伝子検査が普及し、がんに効果的な薬をつかうことができれば、今後がんはさらに治せる病気になっていくでしょう。

がん保険に入る際は、がんにかかった時だけではなく、がん治療やがんが治ったあとのことも考え、商品を選ぶ時代になってきているのかもしれません

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