自動車保険 ニュース
交通事故の相手が無保険だったら自動車保険でカバーできる?
自動車保険の普及率は、全国平均で73.8%、自動車共済も含めると87.6%です*。
9割近くの車が自動車保険に加入しているとはいえ、残る1割以上の車は無保険であるという事実に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
このような無保険車と、たまたま交通事故を起こしてしまう可能性はゼロではありません。交通事故の相手が、もしも無保険だった場合、自動車保険の保険金は支払われるのでしょうか。
*損害保険料率算出機構「平成27年度 自動車保険の概況」より
無保険車への備えは「人身傷害保険」と「無保険車障害保険」をチェックしよう
交通事故の相手が無保険であった場合に、まずチェックしたいのは、自分が加入している自動車保険の「人身傷害保険」と「無保険車障害保険」です。
人身傷害保険
人身傷害保険は、交通事故で負傷した場合の治療費や介護費用などを、示談を待たずに受けとることができます。相手方が無保険であっても、発生した損害費用をカバーできる心強い補償ですが、契約時の内容や保険会社の規定によって、補償の対象が分かれる点には注意が必要です。
たとえば、契約車両に搭乗している最中に起きた事故のみが補償されるのか、契約車以外の車に搭乗している場合や歩行中に遭遇した事故もカバーされるのか。補償の対象者も、記名被保険者とその家族のみか、契約車両に搭乗していれば家族以外も対象となるのか等を確認しておきましょう。
無保険車障害保険
無保険車障害保険は、相手方の車が無保険あるいは不明であった場合の損害(死亡、高度障害)に対して、最高2億円までの保険金が支払われます。対人賠償保険が適用されている自動車保険に自動でセットされることが多く、追加保険料等もかかりません。
契約車両に搭乗中の事故の場合は、搭乗者全員が補償の対象に。一方、契約車両の搭乗中以外で遭遇した事故については、記名被保険者とその家族のみをカバーするものが一般的です。
なお、補償の適用順位としては、人身傷害保険のほうが優先されるため、人身傷害保険からの保険金額に応じて補償が減額または不支給となる場合もあります。
保険会社によっては無保険車障害保険の取り扱いそのものがない場合もあるため、契約中の自動車保険に無保険車障害保険が付帯されているかどうかは、一度チェックしてみると良いでしょう。
「人身傷害保険」と「無保険車障害保険」のカバー範囲が広いイーデザイン損保
ダイレクト自動車保険の中でも、イーデザイン損保は「人身傷害保険」と「無保険車障害保険」の対象者範囲が広めです。記名被保険者とその家族に加えて、契約車両に乗車中の相手や、契約車両以外の車に乗車中の場合も補償されるため、無保険車への備えを厚くすることが可能。
ダイレクト型自動車保険ならではの手頃な保険料や、各種の割引制度(インターネット割引、無事故割引等)、東京海上グループの信頼性などその他のメリットも多く、注目の自動車保険と言えるでしょう。
人身傷害補償 | 無保険車障害保険(特約) | |
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補償されるケース |
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人身傷害補償 | 無保険車障害保険(特約) | |
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人身傷害補償 | 無保険車障害保険(特約) | |
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無保険車との交通事故は、相手の補償力の低さなどから示談交渉が難航しがちです。
万一の際に必要な補償を受けるためにも、示談を待たずに支払われる人身障害保険などを活用して、無保険車との事故に備えましょう。