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ペットの医療費をカバー、ペット保険の入り方、選び方とは

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動物医療が進歩したことによりペットの平均寿命が延び、それにともなってペットの病気や手術をカバーする「ペット保険」が注目されています。ペット保険の保有契約件数でNo.1を誇るアニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、2014年4月に契約件数が50万件を突破。3年連続で保有契約件数を増加させています。

人間と異なり公的な医療保険がない動物の場合は、事故や病気で入院・手術等をすることになれば、治療費は何十万円にものぼります。これをカバーする目的で販売されているのが民間のペット保険。最近は、かかった医療費を一定の割合(50%、70%、90%など)で補填するペット保険が主流となっており、たとえば30万円の手術を受けた場合、50%補償のペット保険では15万円が、90%補償のペット保険では27万円が保険によってカバーされます。

保険料はペットの年齢(犬の場合は年齢+犬種)によって異なるものの、小型犬や猫では月額2,000~3,000円前後。年間の保険料負担は2~3万円台となります。年間3万円前後の保険料で、いざというときの数十万円の出費をカバーできるペット保険は、飼い主の金銭的負担を軽減できる備えと言えるでしょう。
ただし、補償内容はペット保険により異なり、支払われる補償額の上限が決められているものや、補償の回数が決まっているものなど様々です。手術のみを補償するペット保険など、補償の対象も各社により異なるため、事前にペット保険の違いを比較して、自分のペットに合ったものを選ぶことが大切。

ファイナンシャルプランナーの和田雅彦氏によると、基本的に1年更新であるペット保険は、他社への乗り換えや不要と感じた際の見直しが比較的容易にできる保険でもあると言います。
たとえば、事故や病気をすることが多い仔犬や仔猫の期間だけ保険に加入したり、病気が増えはじめる高齢期になっての加入も可能(ただし、ペットの加入年齢には上限が設定されていることが多く、あまり高齢のペットでは加入が難しいケースもある)。

今や家族の一員となっている、犬や猫、エキゾチックアニマルなどのペットたち。人間と同じようにペットも長寿化している現在、いざというとき充分な治療をしてあげるためにも、ペットの医療費負担を軽減するペット保険を検討してみてはいかがでしょう。

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