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ペット保険のアニコム損保がLINEでの販売を開始

犬

日本の保険市場の中で、最も成長しているのはペット保険の市場と言われています。日本のペット保険の市場規模は2017年3月時点で約500億円、年率20%近い成長を遂げており、今後もさらに成長する可能性が高いでしょう。

その背景には、高齢になり、病気がちになったペットの治療費が高額にのぼること。日本のペット保険普及率は7%前後となっており、欧米と比較するとまだまだ低く、今後さらなる普及が期待することが挙げられます。

そんなさなかペット保険最大手で「どうぶつ健保ふぁみりぃ」を販売するアニコム損保が、自社のペット保険をLINE上で販売すると発表しました

アニコム損保は2017年にLINE上で保険金を請求できるサービスを発表。保険金の請求の10%がすでにLINE上からの請求に切り替わるなど、インステック(※1)に積極的に取り組んでいますが、今回の取り組みで、さらに他社の一歩先に進んだと言って良いでしょう。

※1 保険とITを融合したサービスの総称

では具体的に特徴を見ていきます。このペット保険の特徴は以下の4点です。

ポイント1:LINEのチャットボット(自動応答)を利用することで、加入手続きを簡素化

入力項目が多い保険の手続きをLINEのチャットボット(自動応答)を利用することで、簡素化。従来のアニコム損保の保険手続きと比較すると、操作そのものにかかる時間が5分の1に。

ポイント2:直感的にわかるシンプルな操作を実現

誰にでも操作できるよう、直感的でシンプルな使い心地を実現。LINEのトーク画面に回答するだけで手入力が必要となる部分を最小限に。

ポイント3:手続きを楽しめる仕掛けを用意

事務的になりがちな保険の加入手続きを楽しめるよう、応援メッセージが届いたり、ペットの写真付きの保険加入お祝いメッセージが届いたりとLINEアプリ上ならではの仕掛けを用意。

ポイント4:個人情報及びクレジットカードの入力のみWeb上に遷移し、セキュリティ対策を強化

LINE上での保険加入手続きを行う上で、気になるのは個人情報やクレジットカードの保護。本ペット保険に加入する際、必要になる個人情報やクレジットカード情報に関しては、LINEトーク上ではなく、専用のWebサイトに移動し入力することで、セキュリティ対策を強化。

実際に4つのポイントを見てみると、ペット保険への加入が大幅に簡素化されていることがわかります

本取り組みはアニコム損保のみの独自サービスですが、今後は他のペット保険会社も積極的にインステックに取り組むことが予想されます。

より便利に、より簡単に、そしてよりお得にペット保険に加入できるようになるのであれば、私たち消費者は大歓迎です。

保険比較では、今後もペット保険の最新情報をご紹介します。また実際にペット保険に加入している方の評判をベースに、各社のペット保険を比較し、ランキング化したペット保険比較も是非チェックしてみてください。

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