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貯蓄型保険の販売停止相次ぐ

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老後の不安に自ら備える保険として高い人気を誇る貯蓄型保険に暗雲が立ち込めています。2014年10月に明治安田生命が個人年金保険の取り扱いを停止。続いて第一生命とソニー生命が養老保険の販売を停止しました。さらにソニー生命は11月に人気の高い学資保険の一部の販売を停止。

さらに今年に入り2015年1月9日についに日本生命が2月から一時払い終身保険の予定利率引き下げを発表。実質的には保険料の値上げになります。

これらの保険は一定期間保険料を積み立てると、満期時にこれまで積み立てた保険料+アルファの運用利率を受け取れる仕組みになっています。ここ最近の日本は景気の低迷に加え、日銀による量的緩和政策により、長期金利が著しく低下しており、預金金利はほとんどつかない状況が続いています。このような状況の中、保険会社はこれらの貯蓄型保険に対して1%を超える利率を保障していましたが、低金利が長く続く事でこれらの利率を保障する事が困難になり、販売停止や値上げに踏み切らざるを得なくなったというのが実情です。

まだ販売を行っている貯蓄型保険はありますが、日銀の量的緩和政策はしばらく続く事が予想されるため、今後も貯蓄型保険の販売停止や値上げが行われる流れは変わらないでしょう。

貯蓄型保険を活用して資産の一部を運用したい、老後に備えたいと考えている方は、早めに検討を行う事をおすすめします。

■ 2015年1月14日現在 販売を行っている主な貯蓄型保険

学資保険
フコク生命『みらいのつばさ』

フコク生命『みらいのつばさ』

フコク生命が販売する学資保険。満期時の返戻率の高さが大きな魅力。兄弟で入る事で保険料の割引も

終身保険
AIG富士生命「E-終身」

AIG富士生命「E-終身」

割安な保険料で加入でき保障は一生涯。解約返戻金の高さが大きな魅力

終身保険 アクサダイレクト生命
「アクサダイレクトの終身保険」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身保険」

20代・30代であれば月2,000円台から加入できる。満期前に解約した場合の返戻率を抑え、手頃な保険料を実現

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