保険見直し事例集

Cace4.学資保険の選び方がわからない

子どもが産まれたのを機に、子どもの将来のためにも学資保険に入りたいと思っていますが、商品にいろいろな種類があり、将来戻ってくるお金も違うのでどれを選べば良いのかわかりません。学資保険を選ぶ際、チェックするポイントがあれば教えてください。

(ケイ・35才・男・会社員)

関連ランキング
学資保険比較

Answer!

ケイさん

ご相談ありがとうございます。

学資保険は子どもが進学する際、まとまったお金を受取る事を前提にした貯蓄性の強い保険商品です。
生命保険会社の多くは、学資保険で利益を上げることを第一に考えておらず、採算よりもまず、自社の保険を知ってもらうきっかけにしたいと考えていることから、学資保険は保険契約者にとって有利な条件で提供されているものが多い傾向があります。

学資保険を選ぶ際のキーワードは返戻率です。返戻率とは、払い込んだ保険料に対して保険の満期時にいくら受取れるかを示す指標の事で、この数値が高いほど貯蓄性が高く、利回りが良い学資保険と言えます。

また学資保険には2つのタイプがあり、貯蓄性の追及(返戻率の高さ)に重点を置いた学資保険と、学資保険に医療保険としての機能を負荷したものにわかれます。医療保険の機能を付加したものはその分が返戻率から割り引かれるため、貯蓄性を追求した学資保険と比較すると返戻率が低くなります。

学資保険を選ぶ際、重要なのは学資保険に対して何を重視するのかを決めて保険商品を選ぶということです。学資保険の目的が子どもの将来の進学に備えるためであれば貯蓄性の高い学資保険を選ぶべきですし、学資保険を医療保険としても利用したいとお考えであれば医療保険部分の保障内容をしっかりチェックした上で、返戻率が高い学資保険を選ぶと良いでしょう。

ケイさんがどちらを選ばれるかはわかりませんが、保険比較編集部では学資保険に付帯する医療保険は内容が不十分なものが多く、その割には返戻率の下落が激しいことから、特別な事情がなければ貯蓄性の高い学資保険をお薦めします。

学資保険といっても様々ですので、まずはご家族とお話をされた上で最終的に判断される事をお薦めします。
ケイさんが納得できる学資保険が見つかるよう祈っています。頑張ってください。

ページトップへ

ページトップへ