持病と保険

緑内障と保険
-緑内障の場合の生命保険・医療保険の選び方-

緑内障だと生命保険や医療保険への加入は難しい?

緑内障だと生命保険や医療保険への加入は難しい?

緑内障は、自覚症状が少ないため病状の悪化に気付かず、失明に至る可能性のある眼病です。病状は長期のコントロールも可能なため、実際に失明してしまうケースは稀ですが、失明リスクを伴うことで生命保険や医療保険への加入が難しくなります

保険会社がリスクと考えるポイント

  • 疾患部位が両眼
  • 緑内障の進行速度が速く、手術・投薬などの治療を行っている

緑内障が保険加入を難しくする最大の要因は、加入者が両眼失明になる危険性があるためです。両眼失明となると、生命保険では高度障害保険金の支払い義務が発生し、医療保険でも保険料支払免除の対象となります。

緑内障の方の告知内容とは?

緑内障の方が保険へ加入する場合、現在の病状を正確に告知する必要があります。とくに緑内障の進行度が判るよう、治療期間や検査数値などをしっかりと告知しましょう。すでに専門医の診断を受けている場合は、診断書の提出が求められることもあります。

一般的な告知内容

  • 医療機関名
  • 受診日または治療期間
  • 入院および手術の有無(手術名や術式含む)
  • 検査結果および治療内容(視力や眼圧値と測定日、視野欠損の有無、投薬の薬剤名など)
  • 治療の経過(完治、治療中、経過観察中など)

告知時の提出書類

  • 一年以内の健康診断結果
  • 眼底検査所見などが記載された専門医の診断書

※保険会社や保険の種類により告知項目は異なります。

緑内障でも加入できる保険の種類と条件

緑内障の方が一般の生命保険や医療保険に加入する場合、特定部位の疾病や障害を保障対象外とする「特定障害不担保持約」であれば加入できるケースがあります。

緑内障の場合の「特定障害不担保持約」で付加される条件

  • 保険料が割高になる
  • 両眼失明となっても高度障害保険金が給付されない
  • 保険料の払込免除が適用されない

ただし、この特約が付加されると、緑内障が進行した場合のリスクに備えられない可能性が出てきます。さらに、両眼とも緑内障を罹患している場合は、病状や治療内容の程度を問わず一般保険への加入が困難になるケースも

一般の保険への加入が難しい場合に検討したい「引受基準緩和型保険」

緑内障によって一般の生命保険や医療保険への加入が難しい場合(あるいは眼などの特定部位の疾病が不担保となる)場合は、「引受基準緩和型」保険を検討してみると良いでしょう
「引受基準緩和型」保険とは、通常の保険よりも加入時の条件を緩やかにした保険のことで、緑内障などの持病があっても入りやすいというメリットがあります。

また、既往症を原因とした入院・手術などもカバーできるため、緑内障の進行リスクに備えたい方にとって心強い保険と言えるでしょう。

ただし、加入の難易度が下がるぶん、「保険料が割高になる」「死亡保険の場合、高度障害保険金が支給されない」「加入から1年以内の保障額が半額になる場合がある」等の注意点もあります。

引受基準緩和型保険の特長

  • 持病や手術歴があっても加入しやすい
  • 医療保険の場合、疾病歴のある病気も保障対象となる
  • 保険料が一般の保険より割高となる
  • 加入から一定期間内の保障額が減額される場合がある(支払削減期間)
  • 医療保険の場合、特約が少ない

緑内障の場合、一般の保険で眼疾患が不担保となってしまうようであれば、「引受基準緩和型保険」で保障の範囲を広げることを検討しても良いでしょう。

ただし、病状によっては保険に加入しても、入院時や手術時の給付金、または死亡時に遺族の生活を支える保険金が満足のいく保障額にならない場合もあります。保険料と保障内容のバランスを見て保障が不足するようであれば、保険に加入せず貯蓄で備えるのも一つの方法です。

緑内障の方におすすめ!人気の「引受基準緩和型」保険

保険料が割高な「引受基準緩和型保険」ですが、インターネットを主な販売経路とするネット保険の中には、保障ポイントしぼることで保険料を安価にしたプランもあります

アクサダイレクト生命『アクサダイレクトのはいりやすい定期』

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「引受基準緩和型」としては業界初となる定期タイプの生命保険(死亡保険)
終身ではなく定期契約にすることで、一般的な終身タイプの引受基準緩和型保険と比較すると保険料を3分の2から2分の1に抑えている
保険金額が高くなるほど100万円あたりの保険料単価が安くなる「高額割引制度」を採用。保険金額は200万円から最大2,000万円。保険期間は10年間、あるいは55歳満了、60歳満了、65歳満了、70歳満了から選択できる。
保険料を抑えつつ手厚い死亡保障を準備したい場合に向く引受基準緩和型保険

告知項目
  • 現在、病気やケガで入院※1をしているか?または、最近3ヵ月以内に医師から入院・手術・検査※2をすすめられているか?
  • 過去5年以内に、別表の病気やケガで医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか?※3

※1 検査入院を含む。分べんによる入院は除く。
※2 再検査や精密検査など、診断確定を目的とした検査を対象とし、結果が無治療となった場合は該当しない。医師の診察・健康診断・人間ドック・がん検診など定期検査は除く。
※3 別表記載の病気の疑いがあると、医師に指摘されている場合も含む。

オリックス生命『医療保険 新CURE Support(キュア・サポート)』

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入院と手術、先進医療の保障に特化した引受基準緩和型の終身医療保険。通販型医療保険の草分け的存在であり、引受基準緩和型においても手厚い保障と割安な保険料を実現している
持病や入院・手術歴がある場合はもちろん、加入前からかかっていた病気が悪化した場合でも、入院や手術に対し給付金を支給
七大生活習慣病の場合の入院保障日数が2倍の120日間(がん・心疾患・脳血管疾患では無期限)となる「生活習慣病充実プラン」を選択できるほか、特約でがん保障や死亡保障を追加することも可能。最低限の保障から手厚い保障まで、多様なニーズに対応している。

告知項目
  • 現在、病気やケガで入院※1をしているか?または、直近3ヵ月以内に医師から入院・手術※2・検査をすすめられているか?
  • 最近3か月以内に、がん※3または上皮内新生物※4・慢性肝炎・肝硬変で、医師による診察・検査・治療・投薬※5のいずれかをうけているか?
  • 過去2年以内に、病気やけがで入院または手術をうけたことがある?
  • 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物で入院または手術をうけたことがあるか。

※1 日帰りも対象とした、すべての入院を含む。ただし、正常分べんによる入院は除く。
※2 日帰りも対象とした、切開術、帝王切開、内視鏡、レーザー、体外衝撃波療法(ESWL)、カテーテル、放射線など、すべての手術を含む。
※3 がん、白血病、肉腫、骨髄腫、悪性リンパ腫などの悪性新生物を指す。
※4 高度異形成、上皮内がんも含む。
※5 病院や診療所にて薬の処方のみをうけた場合も含む。

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まとめ

まとめ

緑内障は、失明の可能性があることから、たとえ病状をしっかりコントロールしていても、一般の生命保険や医療保険への加入が難しいケースがあります。また、保障内容が制限されたり、保険料が割増になる場合も少なくありません。
緑内障の方が保険を検討する際は、ご自身に必要な保障や保険金額を試算したうえで、保険料と保障のバランスを考えましょう

本特集でご紹介した緑内障でも入りやすい「引受基準緩和型保険」を検討したり、場合によっては貯蓄という選択肢も考慮しつつ、ご自身に最適な保障計画を練っていただければと思います。

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