シングルマザーが入るべきおすすめの保険をわかりやすく解説!選び方のポイントも

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シングルマザーが入るべきおすすめの保険は?選び方のポイントも解説

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はじめに

子どもを持つ親の多くが、自分に万一のことがあった場合に備え、何らかの保険に加入しています。 特にシングルマザーは、親が一人しかいないため、自分に万一のことがあった場合、生活面や教育面において、残された子どもが困ることがないよう、保険への意識が高い傾向があります。子どもの事を思うからこそ、万一のリスクにはしっかりと備えておくことが大切です

ただ、一口に「保険」といっても、さまざまな種類があるため、「どの保険に入るべきなのか」「どのようなリスクに備えておくべきか」はなかなかわかりにくいもの。

そこで今回は、シングルマザーが加入を検討すべきおすすめの保険を厳選。それぞれの保険について、わかりやすく解説します。

シングルマザーが備えるべき3つのリスク

はじめに、シングルマザーが子育てをしていく上で備えるべきリスクについて見ていきましょう。

シングルマザーは、以下の3つのリスクにしっかり備える必要があります。

シングルマザーが備えるべき3つのリスク

①自分に万一のことがあった場合のリスク

→その後の子どもの生活費や教育費に備える

②自分が病気やけがをした場合のリスク

→入院、通院、手術にかかる医療費や、病気やケガによって働けないことによる収入減少などに備える

③教育資金のリスク

→将来の子どもの教育費に備える

シングルマザーの場合、上記のリスクに備えることができる保険への加入がおすすめ。また、公的な保険制度や貯金では足りない分をカバーできる保険に加入することが大切です。

次のチャプターからは、上記①~③のそれぞれのリスクに備えられるおすすめの保険について、詳しく解説していきます。

シングルマザーにおすすめの保険 その1自分に万一のことがあった場合のリスクに備える保険

自分に万一のことがあった場合のリスクに備える保険の代表格は、子どもにその後の生活費や教育費を残せる「生命保険」や「共済(共済保険)」です。これらの保険を軸に加入を検討すると良いでしょう。

通常、親に万一のことがあった場合、遺された子どもには遺族年金が支払われます。ただ、遺族年金や貯金だけでは、その後の生活費や教育費をやり繰りできないケースも少なくありません。 シングルマザーが、自分に万一のことがあった場合のリスクに備える際は、自分が死亡した場合、「その後、子どもの生活費や教育費(+自分の葬儀費用)にいくらくらいかかるのか」、「遺族年金・貯金ではどのくらい不足するのか」を算出した上で、必要な保障が受けられる生命保険または共済を検討しましょう

生命保険とは?

生命保険とは、自分が死亡した場合に保険金が支払われる保険のこと。生命保険には、保障期間や貯蓄性などによって「終身保険」と「定期保険」の2種類に分けられ、それぞれ以下のような違いがあります。

「終身保険」と「定期保険」の違い

終身保険 定期保険
保障期間 一生涯 一定期間
貯蓄性
(解約返戻金の有無)

保険を解約すると「解約返戻金」を受け取ることができる。
×
原則として解約返戻金はなしか少額。保険料は掛け捨てが基本。
保険料 一定 更新のたびに値上げ
保険料の金額 高い 安い

生命保険への加入を検討する際は、「終身保険」と「定期保険」それぞれの特徴を比較し、家庭に合ったものを選びましょう。

また、毎月の保険料や保障内容を確認し、万一の際、必要な保障が受けられる保険商品を選ぶことが大切です

シングルマザーにおすすめの生命保険

アクサダイレクト生命『アクサダイレクトの定期保険2』

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インターネット専業の生命保険会社「アクサダイレクト生命」が提供する定期型の生命保険
「アクサダイレクトの定期保険2」では、ニーズにあわせて必要な「保険金額」と「保険期間」を選択可能。例えば、シングルマザーの場合、子どもが独立するまでの期間にあわせて保険に加入することができる。
また、販売経路をインターネットに限定することで、手ごろな保険料を実現。少ない負担で、万一の際に必要な保障がしっかり受けられる点もチェックしておきたい。

さらに、「リビング・ニーズ特約」が無料付帯するほか、育児相談や医師・看護師への健康相談ができる「24時間電話健康相談サービス」、医師によるセカンドオピニオンや専門医の紹介が受けられる「メディカルコンサルテーション」など、無料の契約者限定特典を用意している点も魅力。

アクサダイレクト生命『アクサダイレクトの定期保険2』公式サイトへ行く

共済とは?

共済(共済保険)とは、共済組合が非営利で運営する相互扶助のための保障のこと。手ごろな掛け金(※生命保険の保険料に相当)で、万一の際に保障を受けることが可能です

ちなみに共済の場合、生命保険とは異なり、加入者は原則として一定の職種や地域に限定されます。ただし、「都道府県民共済」「コープ共済」「JA共済」「全労済」の4つに関しては、全国規模で展開しており、出資金を支払えば、誰でも組合員になれ、共済に加入することができます。

民間の保険会社が販売する生命保険や医療保険、がん保険等と比較すると、手厚い保障が受けられるわけではありませんが、「掛け金」と「保障内容」のバランスを考慮した場合、共済は間違いなくトップクラスのコストパフォーマンスを誇る保険商品です。万一の場合に備え、シングルマザーが加入を検討すべき保険の一つといえるでしょう。

おすすめの共済

都道府県民共済(全国生活協同組合連合会)

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東京・神奈川・大阪など全国39の都道府県で展開する共済
都道府県民共済では、死亡保障と医療保障がセットになった「生命共済(総合保証型)」を取り扱っており、保険料は月額1,000円・2,000円・4,000円から選択可能。手ごろな掛け金で万一に備えることができる。さらに、入院時の保障を手厚くした「入院保証型」も用意。
また、毎年の決算後に剰余金が出た場合には、割戻金(わりもどしきん ※保険会社の「配当金」に相当)として還元される点もチェックしておきたい。

その一方で死亡保障が最高2,000万円と、民間が提供する生命保険と比較するとやや低い点には注意が必要だが、手ごろな掛け金で、死亡保障と医療保障に備えたいシングルマザーにとって、有力な選択肢の一つであることは間違いない。

都道府県民共済(全国生活協同組合連合会)公式サイトへ行く

シングルマザーにおすすめの保険 その2病気やけがのリスクに備える保険

病気やケガによって、手術や入院・通院をすることになった場合、想像以上に医療費が高額になり、家計を圧迫するケースも十分に考えられます。こうしたリスクに備えるには、「医療保険」への加入を検討するのがおすすめです。

医療保険とは?

医療保険とは、病気やケガによる手術や入院・通院などのリスクに対し、費用面から保障が受けられる保険のこと。医療費負担の軽減や、療養中の収入減、親の療養期間中に子どもの世話を依頼する費用などに備えることができます。

医療保険は、病気やケガのリスクに対し、公的医療保険や貯金だけではカバーできない分を保障するために利用されることが多く、公的な保険が適用されない先進医療や、長期間の治療が必要になる生活習慣病への保障が充実したものなどがあります。
医療保険を選ぶ際は、自身が加入している公的医療保険や、現在の貯金額を参考に、病気やケガをした場合、不足する部をカバーできる保険を選ぶことが大切です

また、シングルマザーの場合、乳がんや子宮筋腫など、女性特有の病気にかかるリスクも考えられます。女性向けの医療保険であれば、こうした女性特有の病気に対し、手厚い保障を受けることが可能。

女性向けの医療保険のなかには、通常の入院保障や手術保障に加え、女性特有の病気に対し、給付金が多く支払われる保障を用意しているものもあるので、医療保険への加入を検討する際は、女性向けの医療保険についても候補に入れておくのがおすすめです

おすすめの医療保険

オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」

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オリックス生命が取り扱う終身型の女性向け医療保険。
オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」では、女性特有の病気および、上皮内新生物を含むすべてのがんによる入院を特に手厚く保障。所定の病気・がんにより入院した場合、通常の疾病入院給付金に加え、「女性入院給付金」が日額5,000円プラスされる。

また、入院の有無に関わらず、約1,000種類以上の手術を何度でも保障してもらうことが可能。さらに、「先進医療特約」を利用すると、通算2,000万円を限度に、公的医療保険制度の対象外となる先進医療の技術料と同額分を保障してもらえるほか、通院費などにも活用できる一時金(※先進医療給付金の10%相当額/1回の療養につき50万円を限度)を受け取れる点も嬉しい。
特に、女性特有の病気やがんのリスクに備え、医療保険への加入を検討する際、オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」はぜひ候補に入れておきたい。

オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」公式サイトへ行く

シングルマザーにおすすめの保険 その3子どもの教育資金に備える保険

シングルマザーの場合、子どもの教育資金についてもしっかりと備えておきたいもの。教育資金に備えるのであれば「学資保険」を軸に検討すると良いでしょう。

学資保険とは?

学資保険とは、高校や大学への進学に備え、子どもの教育費を確保するための保険のこと。毎月少しずつ保険料を積み立て、満期時にまとまった学資金を所定の利息とともに受け取れる貯蓄型の保険です
また、学資保険は、保険料払い込み期間中に親に万一のことがあった場合、残りの保険料の支払いが免除になるほか、所定の満期日には学資金を受け取ることが可能。親に万一のことがあった場合でも、子どもの教育資金をしっかりと確保することができます。

学資保険には、学資金の貯蓄に特化した「貯蓄重視型」と、入院や通院など子どもの医療保障/親が死亡した場合に保険金が受け取れる死亡保障が付帯した「保障重視型」の2種類があり、返戻率と保障内容が異なります。
返戻率を重視するのであれば「貯蓄重視型」、保障内容を重視する場合は「保障重視型」の学資保険に加入するのがおすすめ

なかでも、「貯蓄重視型」の学資保険の場合、返戻率が100%を超えるものが一般的。満期時に、支払った保険料よりも多い金額の学資金を受け取ることができます。
学資保険を選ぶ際は、返戻率や保障内容を確認し、家庭に合ったものを選ぶことが大切です

ちなみに、学資保険は生命保険料控除の対象に含まれるため、年末調整や確定申告をすると、所得税や住民税の控除を受けることができます。学資保険を利用する際は、毎年、年末調整や確定申告を忘れないようにしましょう。

おすすめの学資保険

明治安田生命つみたて学資

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明治安田生命つみたて学資は、大手生命保険会社「明治安田生命」が販売する貯蓄重視型の学資保険。最大109.0%(※保険料を一括で支払った場合)と高い返戻率を実現している
明治安田生命つみたて学資は、最も長いプランでも、保険料の払い込み期間が、子どもが15歳の時までで完了。払い込みを早期完了させることで、高い返戻率を実現している
また、親(※契約者)が死亡または所定の障害状態に該当した場合、保険料の払い込みが免除されるほか、満期時の学資金受け取り等、保障内容がそのまま継続される点も嬉しい。
さらに、子どもの突然の病気やケガに対して24時間、専門家によるアドバイスが受けられる「24時間妊娠育児相談サービス」も無料付帯。
高い返戻率を誇る明治安田生命つみたて学資は、貯蓄重視型の学資保険を検討する際、有力な選択肢の一つといえるだろう。

明治安田生命つみたて学資公式サイトへ行く

また、家庭に合った学資保険を選ぶ際は、「学資保険の無料相談サイト」を上手く活用するのもおすすめです。

おすすめの学資保険無料相談サイト

学資保険の専用相談サイト「ほけんガーデン プレミア」

ほけんガーデン プレミア・画像

保険の無料相談サイト「ほけんガーデン」を運営する株式会社Global8の学資保険に特化した無料相談サイト。
「ほけんガーデン プレミア」には、人柄・経験・知識の3点を兼ね備えた学資保険のプロが在籍。提携している10社以上の保険会社が取り扱う保険商品のなかから、家庭の状況に合った学資保険を提案してもらえる。また、自宅や店舗など、都合の良い場所・時間に無料で相談できる点も魅力。
無料相談をすると、「あきたこまち3キロ」や「ベビーフード8種類×2」「かいて脳育!らくがき教室ジュニア」などの中からプレゼントが一つもらえる無料相談キャンペーンも実施しているので、保険のプロに相談し、家庭に合った学資保険を見つけたい場合は、「ほけんガーデン プレミア」を上手く活用すると良いだろう。

学資保険の専用相談サイト「ほけんガーデン プレミア」公式サイトへ行く

まとめ

シングルマザーが加入を検討すべきおすすめの保険について解説した今回の特集はいかがでしたでしょうか? 特にシングルマザーは、自分に万一のことがあった場合でも、子どもが生活面・教育面において、困らずに生きていけるよう、さまざまなリスクに備え、保険に加入しておくことが大切です。

ただ、「子どものために…」とあれこれ保険に加入すると、その分、保険料の負担が増え、場合によっては保険料が家計を圧迫する可能性も。
保険に加入する際は、万一の際に受けられる公的な保険制度や貯蓄額などを考慮した上で、本当に必要な保険にのみ加入することが重要です

保険への加入を検討しているシングルマザーの方は、本特集を参考に、万一の際に必要な保障が受けられる保険を見つけましょう!

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溝口麻衣
Hayakawa所属のチーフライター兼編集者。
わかりやすく、ちょっとした気付きのある記事を目指して日々原稿を執筆中。保険や金融に関する専門知識を深めるべく、仕事の合間を縫ってFPの勉強に取り組んでいる。