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生命保険掛け捨て型のメリットとデメリット。おすすめの保険は?

生命保険掛け捨て型のメリットとデメリット。おすすめの保険は?

生命保険は、大きく、「掛け捨て型の生命保険」と「積み立て型の生命保険」の2種類に分けられます
特に、「掛け捨て型の生命保険」の場合、「掛け捨て」という文字から、何かを捨ててしまうイメージを持たれる方も少なくありませんが、実は掛け捨てには積立型にはない様々なメリットがあります

では生命保険に加入する際、実際は「掛け捨て型」と「積み立て型」のどちらのタイプを選ぶと良いのでしょうか?

今回の保険比較の特集は「掛け捨て型の生命保険」に注目。そのメリットとデメリットをわかりやすく解説しました。
さらに、保険比較編集部が厳選したおすすめの生命保険もご紹介しているので、是非最後までチェックしてみてください。

「掛け捨て型の生命保険」と「積み立て型の生命保険」を比較

まずはじめに、「掛け捨て型の生命保険」と「積み立て型の生命保険」の違いを比較していきます。以下にそれぞれの特徴をまとめました。

掛け捨て型の生命保険

〈代表的な生命保険〉

定期保険、収入保障保険、逓減定期保険

〈掛け捨て型生命保険の特徴〉

保険を途中で解約した場合の解約返戻金や、満期時に支払われる満期金がない(※または、あってもわずか)保険。その分、積み立て型の生命保険と比較すると、保険料が安く、保険金額の上限も高い。

積み立て型の生命保険

〈代表的な生命保険〉

終身保険、養老保険

〈積み立て型生命保険の特徴〉

保険料の支払いで貯蓄の積み立てができ、積み立てた額と期間に応じて、解約返戻金や満期金を受け取れる保険。加入期間が長いほど、解約返戻金の額は大きくなる。掛け捨て型の生命保険と比較すると、保険金に対して保険料が高くなる傾向がある。

≪ 掛け捨て型の生命保険と積み立て型の生命保険を比較 ≫

掛け捨て型の生命保険 積み立て型の生命保険
代表的な生命保険
  • 定期保険
  • 収入保障保険
  • 逓減定期保険
  • 終身保険
  • 養老保険
解約返戻金 × または △
保険料 安い 高い

掛け捨て型生命保険のメリット

掛け捨て型生命保険のメリット

本チャプターでは、掛け捨て型の生命保険へ加入するメリットについて詳しくご紹介します。掛け捨て型生命保険のメリットは以下の3点。

掛け捨て型生命保険のメリット その
積み立て型の生命保険と比較すると、保険料が安い

掛け捨て型の生命保険は、積み立て型の生命保険と比較し、保険料が安く設定されています。

例えば、「SBI生命 クリック定期」(掛け捨て型の生命保険)と「アフラック WAYS(ウェイズ)」(積み立て型の生命保険)を利用した場合の保険料を比較すると以下の通り。

SBI生命 クリック定期
(掛け捨て型の生命保険)の場合

SBI生命 クリック定期

保険期間・保険料払込期間 10年(口座振替月払い)
保険金 500万円
保険料(月額)
  • 30歳男性:620円
  • 40歳男性:1,055円
  • 50歳男性:2,120円

※2018年12月時点

このサイトに行く

アフラック WAYS(ウェイズ)
(積み立て型の生命保険)の場合

アフラック WAYS(ウェイズ)

保険期間・保険料払込期間 終身
保険金 500万円
保険料(月額)
  • 30歳で加入した場合(男性):12,180円
  • 40歳で加入した場合(男性):20,725円
  • 50歳で加入した場合(男性):43,885円

※2018年12月時点

このサイトに行く

上記の内容からもわかるように、万一の際の保障(保険金)がほぼ同じ場合でも、掛け捨て型と積み立て型とでは、毎月の保険料に大きな差があります
安い保険料を実現しつつ、万一の際に必要な保障が受けられる点は、掛け捨て型の生命保険を利用する大きなメリットといえるでしょう。

掛け捨て型生命保険のメリット その
定期保険を利用すれば、必要に応じて一定期間だけ保障を手厚くすることが可能

掛け捨て型生命保険の代表的なものが「定期保険」です。定期保険とは、「10年間」「20年間」等、保険期間を定め、この期間中に死亡や高度障害状態になった場合に保険金を受け取れるというもの。保険期間中、保険料は変わりませんが、保険期間が終了すると新たな条件で再契約するか、解約する必要があり、更新した場合、保険料が上がります。また保険は多くの場合、自動更新になっている点にも注意が必要です。
契約時に設定した保険料が継続し、一生涯保障を受けることができる終身保険(積み立て型の生命保険)とは異なり、保険期間が限定されるため、「一定期間のみ保障を手厚くできる」「契約更新のタイミングで保障内容を見直せる」といった特徴があります。
つまり、定期保険を利用することで、「住宅ローン支払い期間中のみ」「子供が成人するまで」等、被保険者に万一のことがあった場合、家計への負担が大きくなる時期だけ保障を手厚くすることが可能です
必要に応じて、保険期間と保障が受けられる期間をコントロールし、万一の場合に備えられる点は、掛け捨て型の生命保険を利用するメリットの一つといえるでしょう。

掛け捨て型生命保険のメリット その
節約した保険料を生活費に回すことができる

掛け捨て型生命保険のメリットその1でもご紹介したように、掛け捨て型の生命保険は、積み立て型の生命保険と比較すると、割安な保険料を実現しています。
つまり、掛け捨て型の生命保険を利用することで、毎月の保険料を節約することが可能です
保険は万一の際の備え。想定を超える高額な保険料を毎月支払うことで、日々の生活が苦しくなってしまっては意味がありません。

掛け捨て型の生命保険を利用し、保険料を節約することができれば、そのお金を生活費に回し、日々の生活を充実させることも可能です。
節約した保険料を日々の生活の充実に回すことができる点も、掛け捨て型の生命保険を利用するメリットの一つです

≪ 保険比較編集部おすすめの掛け捨て型生命保険 ≫

SBI生命 クリック定期

SBI生命 クリック定期

SBIグループの「SBI生命保険」が提供するインターネット専用の掛け捨て型生命保険。2018年4月に保険料を値下げし、業界最安水準の保険料を実現。利用者を対象に行ったアンケートでも約98%が保険料に「満足」と回答しており、数ある掛け捨て型生命保険の中でも高い人気を誇っている。
SBI生命 クリック定期の保険期間は10年。保険金額(基本保障)は、300万円~1億円(※契約年齢20歳の場合は5,000万円まで)の範囲から100万円単位で設定でき、ライフステージに合わせて、保険金額を見直すことができる。
また、「メールアドレス」と「本人名義のクレジットカードまたは金融機関口座」があれば、本人確認書類の提出不要で、ネットから簡単に申し込みができる点も嬉しい。
リーズナブルな保険料を実現しつつ、万一の際、必要な保障がしっかり受けられる掛け捨て型生命保険への加入を検討する際、SBI生命 クリック定期は、ぜひ候補に入れておきたい。

掛け捨て型生命保険のデメリット

掛け捨て型生命保険のデメリット

掛け捨て型の生命保険には、メリットがある一方で、デメリットも存在します。本チャプターでは、掛け捨て型の生命保険に加入する際に把握しておきたいデメリットについて見ていきましょう

掛け捨て型生命保険のデメリット その
原則として解約返戻金や満期金がない(または少ない)

積み立て型の生命保険とは異なり、掛け捨て型の生命保険は、保険への加入で貯蓄することを想定し、設計されていません。
保険を途中解約した場合の解約返戻金や、満期まで加入していた場合の満期金は受け取れないケースがほとんどです。一部の掛け捨て型生命保険に関しては、わずかな額の解約返戻金を受け取れるケースもありますが、積み立て型と比較すると、その額はわずかです。原則として解約返戻金や満期金がない点は、保険に貯蓄機能があることを重視される方からすれば、掛け捨て型生命保険のデメリットと言えるでしょう

掛け捨て型生命保険のデメリット その
契約を更新するタイミングで保険料が上がる

掛け捨て型生命保険の代表格、定期保険は、保険期間が終了すると、契約更新や保障内容の見直しを行う必要があります。
契約を更新する場合、年齢が上がる毎に死亡や高度障害状態になるリスクが高まることから、定期保険の保険料も上がっていくのが一般的。契約を更新するタイミングで定期的に保険料が上がる点には注意しましょう

契約更新のタイミングで、保険料が大幅に上がる場合、保障内容を見直すのも選択肢の一つ。状況に応じて保障内容を変更することで、定期保険の保険料が上がるデメリットを最小限に抑えることが可能です。

以上でご紹介したメリットとデメリットを踏まえると、掛け捨て型の生命保険は、「割安な保険料で、万一の際、必要な保障をしっかり受けたい人」、「定期的に加入する保険や保障内容の見直しを行いたい人」におすすめといえるでしょう。

その一方で、老後に備え、毎月の保険料の支払いを将来の貯蓄に役立てたい方は「積み立て型の生命保険」を利用も選択肢の一つ。その際は、できる限り将来の返戻率が高い生命保険を選びましょう。

積み立て型の生命保険を利用すれば、途中解約時や満期時に解約返戻金・満期金をもらうことができます。また終身保険の場合、一生涯、保障を受けることが可能ですが、途中解約するタイミングによって、解約返戻率が大きく変わる点に注意しましょう。
積み立て型の生命保険に加入する際は、途中解約した場合や、満期まで契約していた場合、解約返戻金や満期金としていくら受け取ることができるのか、しっかり把握しておくことが大切です。

生命保険を選ぶ際は、毎月の保険料の支払いが家計を圧迫することがないよう、保険料や保障内容を確認し、無理なく保険料を支払うことができるものを選びましょう

≪ 保険比較編集部おすすめの積み立て型生命保険 ≫

アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの終身保険

アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの終身保険

アクサジャパン出資の生命保険会社「アクサダイレクト生命」が提供する終身保険。保険料が割安に設定されていることに加え、毎月の保険料で貯蓄の積み立てに対応。途中解約した場合は、それまでに支払った保険料の約7割程度(※契約年数によって異なる)に当たる金額を解約返戻金として受け取ることができる
保険金額(基本保障)は、200万円~4,000万円の範囲から100万円単位で設定可能。また、余命6ヵ月以内と判断された場合、死亡保険金の全部または一部を存命中に受け取れる「リビング・ニーズ特約」が無料で利用できるほか、日本の名医によるセカンドオピニオンや優秀専門臨床医の紹介が受けられるサービス等が無料付帯する点も大きな魅力といえるだろう。
満期金の用意がない点には注意が必要だが、リーズナブルな保険料を実現しつつ、毎月の保険料で貯蓄を積み立てたい方にとって、アクサダイレクトの終身保険は有力な選択肢の一つとしてチェックしておきたい。

アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの終身保険(積み立て型の生命保険)の場合

保険期間・保険料払込期間 終身
保険金 500万円(※モデルプラン)
保険料(月額)
  • 30歳で加入した場合(男性):7,310円
  • 40歳で加入した場合(男性):9,435円
  • 50歳で加入した場合(男性):12,815円

※2018年12月時点

生命保険掛け捨て型のメリットとデメリット~まとめ~

生命保険掛け捨て型のメリットとデメリット~まとめ~

保険料の安さに加え、万一の際に手厚い保障が受けられることから、近年人気が高まっている掛け捨て型生命保険のメリットとデメリットについて解説した本特集はいかがでしたでしょうか?

掛け捨て型の生命保険には、メリットがある一方で、デメリットも存在するため、その両方をしっかりと把握した上で、加入を検討することが大切です

生命保険への加入を検討されている方は、本特集を参考に、掛け捨て型と積み立て型の違いや、掛け捨て型のメリットとデメリットを確認し、自分に合った保険を選びましょう。

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