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自動車保険のドライブレコーダー特約とは?各社の特徴を比較
車を運転する人であれば、人や自転車が飛び出してきて事故になりそうになった経験や、自分自身もしくは対向車の運転ミスで事故を起こしそうになった経験が一度や二度はあるものです。
特に最近は不意に車間を詰められたり、ハイビームで照らされたりする「あおり運転」が大きな問題になっており、自動車を運転していれば、誰もがトラブルに巻き込まれる可能性があります。
万一の際、原因を特定したり、トラブルを未然に防ぐ手段として注目を集めているのがドライブレコーダーです。
ドライブレコーダーとは、その名の通り車の運転状況を記録するための電子機器のこと。ドライブレコーダー協議会によると、2017年に211万9,023台だった出荷台数が、2018年には354万9,257台と140万台以上増加。2019年はさらなる出荷台数増が予想されています。
このようにドライブレコーダーの普及が進むにしたがって、大きな注目を集めているのが自動車保険のドライブレコーダー特約です。
なかでも大手損害保険会社がドライブレコーダー特約に積極的で、事故対応にドライブレコーダーを活用するだけではなく、運転状況に応じて安全運転のためのサポートやアドバイスをしてくれる機能が利用できる自動車保険も登場しています。
今月の保険比較のニュースは、人気のドライブレコーダー特約を厳選。各社の特徴を比較しました。
ドライブレコーダー特約の付帯する自動車保険の利用を検討している方は、是非チェックしてみてください。
ドライブレコーダー特約の特徴とは?
ドライブレコーダー特約にはいくつか特徴があります。実際にドライブレコーダー特約を付帯できる自動車保険と契約する前に、まずはドライブレコーダー特約の特徴を理解するところからはじめましょう。
ドライブレコーダー特約 4つの特徴
- ドライブレコーダー特約の多くは損害保険会社からレンタルされるドライブレコーダーを利用する
- 事故の際の記録はもちろん、スムーズな事故連絡をサポート
- 事故多発自体、片寄り、前方車両接近、逆走、車間アラート機能を利用可能
- ドライブレコーダーに記録された運転を評価し、改善に繋げる運転診断レポートを提供
ちなみにドライブレコーダー単体にも安全運転支援機能が搭載されたものがあります。またドライブレコーダーをレンタルすることになるため、長く同じ自動車保険と契約していると、レンタル費用が単体での購入金額を上回ることも。
ドライブレコーダーへの記録と安全運転支援機能の利用だけが目的であれば、ドライブレコーダー特約を利用するよりも、単品でドライブレコーダーを購入したほうが良いでしょう。
事故対応の際のスムーズな対応に魅力を感じる方は、ドライブレコーダー特約を付帯させることができる自動車保険がおすすめです。
編集部おすすめのドライブレコーダー
人気のドライブレコーダー特約を比較
それでは実際にドライブレコーダー特約が付帯する人気の自動車保険を比較します。2019年5月現在、ドライブレコーダー特約を提供している自動車保険は、大手損害保険会社を中心に4つの商品があります。
以下にそれぞれの特徴を一覧でまとめ、比較しているので、是非チェックしてみてください。
まとめ
今月の保険比較のニュースは、人気が急上昇しているドライブレコーダー特約を比較しました。
自動車事故は決して他人事ではありません。またあおり運転のように、こちらの意思とは関係なくトラブルに巻き込まれることもあります。
ドライブレコーダーがあれば、これらの問題の対処に必ず役立ちます。ドライブレコーダー特約が付帯する自動車保険に加入するしないは別として、ドライブレコーダーの導入に関しては、この機会に検討してみると良いでしょう。