認知症保険 比較・口コミ
認知症のリスクにどう備える?生保と損保、認知症保険を販売する各社の保障(補償)内容や保険料を比較。利用者の口コミも
認知症は、老後の生活を考えるうえで、避けては通れない心配ごとの一つでしょう。ご自身やご家族が認知症になった場合に気になるのは、やはり、介護を担う人手や費用の問題。
世間のニーズを反映し、近年、多くの保険会社が、介護にかかる費用や認知症にまつわるトラブルに対処するための「認知症保険」を販売しています。
認知症保険は大きく分けて、認知症になった場合の治療・介護費用を一時金などでサポートするタイプの保険(おもに生命保険)と、認知症患者がトラブルを起こしたり、事故に巻き込まれたりした場合に、費用面からカバーする保険(おもに損害保険)の2種類に分かれます。
ここでは、生保と損保の両方の観点から、人気のある認知症保険をピックアップ&比較しています。
将来、ご自身やご家族の認知症に備えたい方、現在、認知症のご家族のための補償を探している方はぜひ参考にしてください。
※ ランキング順位のロジックに関してはこちら
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ひまわり認知症治療保険の強み
- 認知症の予防段階と治療段階でそれぞれ給付金を支給
- 給付金の請求手続きをサポートする「かけつけ隊サービス」や「シニア訪問サービス」など高齢者に配慮したサービスを提供
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保険料(月額)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
55歳 | 15,729円 | 17,320円 |
60歳 | 16,839円 | 18,660円 |
65歳 | 19,462円 | 22,407円 |
70歳 | 22,562円 | 26,944円 |
契約年齢
20~85歳 |
保障期間
20~75歳 | 10年、終身 |
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76~85歳 | 終身 |
保障内容
認知症予防 | 認知症予防給付金(生存給付金) | 加入から1年後、以降2年経過ごとに3万円 |
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認知症 | 認知症診断保険金 | 100万円 (削減期間中は半額となる) |
認知症治療保険金 | 200万円 (削減期間中は半額となる) | |
医療保障 | 入院給付金 | 日額5,000円 (削減期間中の病気入院は半額となる) |
入院一時金 | 30,000円 女性疾病等60,000円 (削減期間中の病気入院は半額、女性疾病等も半額となる) |
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手術・放射線治療給付金 |
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骨折治療給付金 | 60,000円 (削減期間中の病気による骨折は半額となる) | |
死亡保障 | 死亡保険金 | 60万円 (削減期間中の病気による死亡は半額となる) |
太陽生命『ひまわり認知症予防保険』の口コミ・評判
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ぴったりが見つかる保険ジャスト 認知症保険の強み
- 認知症の予防・発見に役立つアプリや緊急時の駆けつけサービスが無料で付帯
- 手頃な保険料で終身、認知症に備えることができる
ぴったりが見つかる保険ジャスト 認知症保険は、第一生命が提供する終身タイプの認知症保険。必要な保障を選んで組み合わせる第一生命の生命保険「ジャスト」シリーズの1つで、認知症に特化した保障を準備することができる。
最大の特徴は、シンプルな保障と割安な保険料。被保険者が認知症と診断され、なおかつ要介護1以上と認定された場合、200万円の認知症保険金が支払われる(契約日から2年以上経過の場合)。
既往症や持病があっても、認知機能に関する4つの告知項目に該当しなければ加入することができるうえ、他の認知症保険と比較すると保険料の負担も小さい。
また、契約者向けサービスが充実しており、認知症の予防・早期発見に役立つアプリを無償提供しているほか、緊急時などに家族に代わってALSOKが被保険者の自宅を訪ねる「代わりに訪問サービス」、認知症への対処法や介護の悩みを相談できる「認知症相談ダイヤル」、診断書の取得代行サービスなどを無料利用できる点も嬉しい。
保証の内容そのものは保険金(一時金)が支払われるだけとシンプルだが、付帯サービスの利用価値が高く、保険料も抑えられている。手頃な保険料で認知症への備えを用意したい場合に選択肢に加えておきたい認知症保険だろう。
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保険料(月額)
男性 | 女性 | |
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55歳 | 2,606円 | 3,136円 |
60歳 | 3,238円 | 3,918円 |
65歳 | 4,036円 | 5,020円 |
70歳 | 5,158円 | 6,628円 |
契約年齢
40歳~85歳 |
保障期間
終身 |
保障内容
認知症保険金 | 認知症と診断されたとき、かつ、公的介護保険の要介護1以上と認定されたとき | 200万円 (契約日から2年以内は保険料の累計額) |
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第一生命 『ぴったりが見つかる保険ジャスト 認知症保険』の口コミ・評判
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トータルアシストからだの保険 認知症あんしんプランの強み
- 認知症に伴って発生する徘徊や線路立ち入りなどの損害賠償事故に備えられる
- 捜索支援サービス(緊急連絡ステッカーや捜索協力支援アプリ)が無償付帯
トータルアシストからだの保険 認知症あんしんプランは、損害保険会社大手・東京海上日動が提供する認知症保険。
認知症の治療に主眼を置いた生命保険会社の認知症保険とは異なり、認知症患者の徘徊などにより発生する様々な事故をカバーすることを目的としている。
最大の特徴は、認知症に伴う損害費用に着目した補償内容。認知症患者が他人にケガをさせてしまった場合や、線路等に立ち入り電車遅延を起こしてしまった場合の損害賠償費用を、最高1億円まで補償するほか、被保険者が行方不明となった場合の捜索にかかった費用などをカバーできる。
保険期間は1年間、保険料は月額1,300円と手頃。認知症患者を対象とした損害保険のため、既往症などの制約がほぼないため、必要性を感じた時点で患者家族がすぐに検討できる利用のしやすさもメリットだろう。
東京海上日動では付帯サービスとして、契約者が行方不明となった場合の連絡先を記載した「緊急連絡ステッカー」の配布や、捜査協力者と連携して行方不明者を捜索できる「捜索協力支援アプリ」などの捜索支援サービスを無償提供。認知症の中でも特に徘徊が心配されるケースや、介護する家族が高齢あるいは少人数で、認知症患者への目が行き届きにくい場合に心強い。
認知症に対して事故や損害賠償の観点から備える補償として要チェックの認知症保険の1つ。
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保険料(月額)
1,300円 |
契約年齢
40歳以上の認知症の方※契約者は認知症患者家族 |
保障期間
1年間 |
保障内容
死亡・後遺障害保険金 | 交通事故等によるケガで死亡または後遺障害となった場合 | 50万円 |
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個人賠償責任保険 | 他人にケガをさせた場合や、線路立入による電車遅延損害などが発生した場合 | 1億円(国内・国外とも) |
捜索費用補償 | 被保険者が行方不明となり、家族が捜索費用を負担した場合 | 1事故につき30万円 (保険期間中100万円限度) |
見舞費用保険金 | 他人にケガをさせ、それを原因として相手が死亡した場合 | 15万円 |
東京海上日動 『トータルアシストからだの保険 認知症あんしんプラン』の口コミ・評判
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あんしん介護 認知症保険の強み
- 要介護1以上かつ所定の認知症に認定された場合に年金・一時金を支給(その後の保険料支払いも不要)
あんしん介護 認知症保険は、朝日生命が提供する認知症保険。介護に主眼を置いた貯蓄型保険「あんしん介護」の中でも、特に認知症を手厚く保障する。
最大の特徴は、要介護1以上かつ所定の認知症と診断された場合に、それまで納めた保険料が「認知症年金」と「認知症一時金」というかたちで支給される点。同じく要介護1以上の認定で、以降の保険料の払い込みが不要となる。
支給される年金・一時金の額は加入時の年齢や性別によって異なるため、公式サイトの保険料シミュレーションを活用すると良いだろう。なお、年金のみ、一時金のみのプランを選択することもできる。
朝日生命では、保険契約者を対象に24時間365日の電話相談サービスや診断書の取得代行サービス、緊急時の自宅駆けつけサービスなども提供しており、高齢者の一人世帯などでは特に安心度が高い。
貯蓄型の生命保険の場合、もらえる年金や一時金と、支払う保険料とのコストパフォーマンスを見きわめる必要はあるものの、保険会社独自の介護サポートサービスを魅力に感じる場合は、候補の一つとして検討する価値がある認知症保険だろう。
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保険料(月額)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
55歳 | 9,797円(年金額60万円、一時金500万円) | 9,880円(年金額30万円、一時金500万円) |
60歳 | 5,839円(年金額30万円、一時金500万円) | 5,376円(年金額20万円、一時金100万円) |
65歳 | 7,805円(年金額30万円、一時金200万円) | 7,181円(年金額20万円、一時金100万円) |
70歳 | 10,639円(年金額30万円、一時金200万円) | 9,605円(年金額20万円、一時金100万円) |
契約年齢
40歳~75歳 |
保障期間
10年・終身 |
保障内容
認知症介護年金 | 20~60万円 ※加入時年齢・性別により異なる |
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認知症介護一時金 | 100~500万円 |
※年金タイプと一時金タイプのどちらかのみを選択することも可能
朝日生命 『あんしん介護 認知症保険』の口コミ・評判
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リンククロス 笑顔をまもる認知症保険の強み
- 認知症のほか、軽度の認知障害と骨折もカバー
リンククロス 笑顔をまもる認知症保険は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が提供する終身タイプの認知症保険。認知症と診断された場合や骨折時の治療費用として一時金が支給される。
最大の特徴は、認知症だけではなく、軽度認知障害の診断を受けた場合でも一時金が支払われる点。認知症の進行には個人差があり、場合によっては、初期の認知障害の時点で症状に気づき、治療に専念することで進行を遅らせることもできる。治療費用のサポートして一時金が支給される意義は大きい。その一方で告知事項が少ない選択緩和型の生命保険のため、持病や既往症がある場合でも加入しやすいが、その分、保険料が割高となる点には注意すべきだろう。
オプションプランとして、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態となった場合に保険料払い込みが免除される「保険料免除特約」を付帯することも可能。
また、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命では、契約者向けの介護サポートサービスとして有料老人ホーム等の紹介や、介護リフォーム費用の優待などを提供しており、こちらもチェックしておきたい。
軽度の認知障害や認知症に一時金で備える場合、候補に加えておくと良い認知症保険だろう。
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保険料(月額)※保険料免除特約なしの場合
男性 | 女性 | |
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55歳 | 3,540円 | 4,240円 |
60歳 | 4,140円 | 5,200円 |
65歳 | 5,140円 | 6,700円 |
70歳 | 6,650円 | 8,850円 |
契約年齢
20歳~80歳 |
保障期間
終身 |
保障内容
軽度認知障害・認知症 (①もしくは②のいずれかを支給) | ①軽度認知障害一時金 | 5万円 |
---|---|---|
①上記の一時金を受取後、認知症と診断された場合 | 95万円 | |
②初めて認知症と診断確定された場合 | 100万円 | |
骨折治療 | 骨折治療給付金 | 1回につき100万円 |
災害死亡 | 不慮の事故・所定の感染症による死亡 | 100万円 |
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 『リンククロス 笑顔を守る認知症保険』の口コミ・評判
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※認知症保険 比較・口コミは保険比較編集部調べです。
※掲載情報の詳細は、認知症保険を提供している各保険会社にてご確認ください。内容に変更が生じている場合もありますのでご注意ください。
※認知症保険比較への口コミは投稿者の意見です。掲載情報はあくまでも参考とし、個人の判断の上でご活用ください。
※虚偽である、個人を攻撃している等、問題のある口コミは、右のリンクから報告してください。問題のある口コミを報告する
ひまわり認知症予防保険は、太陽生命が提供する終身タイプの認知症保険。
認知症と診断された場合に、所定の一時金や、認知症治療保険金が支払われる。
最大の特徴は、加入から1年が経過したあと、2年ごとに「認知症予防給付金」が支給される点。金額は1回3万円で、認知症早期発見のための診断サービス(MCIスクリーニング検査)の検査費用や認知症予防ウォーキングツアーの参加費用などに充当できる。
その他、入院・手術・骨折時の医療保障と死亡時の保障も付帯。持病があっても入りやすい選択緩和型の生命保険となっているため、一般の医療保険と比較すると保険料が割高になる点と、契約から1年以内は「削減期間」となり、保険金額の一部が半額される点に注意したい。 太陽生命では、高齢者向けの契約者サービスに力を入れており、給付金の請求手続きをサポートする「かけつけ隊サービス」や、年に一度、高齢の契約者を対象に入院や手術の有無等を確認する「シニア訪問サービス」を提供。
2年に一回の給付金があることによって、定期的に認知症への意識が向きやすくなるほか、認知症と診断された場合に保険金が出る点など、加入者本人やその家族を生活面と心理面でサポートする仕組みに優れている。
認知症に備える保険を探している場合、有力な候補の一つとなる認知症保険だろう。