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学資保険の返戻率が高い理由と2018年おすすめの3選

学資保険

現在学資保険の利用を検討されている方の中には、なぜ学資保険の返戻率はこんなに高いんだろう?何か裏があるのでは?と100%を大きく上回る返戻率の高さ(※つまり預けたお金を大きく上回るお金が戻ってくるということ)を信じられない方もいらっしゃるはず。

事実2018年2月現在、普通預金の金利を見ると約0.01%、定期預金にしても0.1%出れば高いほうです。

この金利水準で20歳まで100万円お金を預けた場合、子供が18歳になった際に受け取ることができるお金は、普通預金はわずか約100万2,000円。定期預金でも約102万円(※説明簡略化のために単利計算)。
対して2018年2月現在、学資保険の中で最も返戻率が高いものであれば、約109万円とその差は歴然です。

今回の保険比較のニュースは、学資保険の返戻率が高い理由を解説。また2018年2月時点の学資保険の返戻率を比較、おすすめできる3つの学資保険をご紹介します

学資保険の返戻率が高い理由 その1
学資保険の保険料が二つの収益源になっているから

保険会社には主に二つの収益源があります。一つは保険料収入に対して、保険金含め様々な経費を引いた残りの収入。もう一つは預かったお金を資産運用することで、得られる収入です。この二つが保険会社を支えており、それは学資保険も変わりません。

つまりこの2つを駆使することで、学資保険を提供する保険会社は、高い返戻率を実現しているのです。

ちなみに2018年2月現在、ほとんどの学資保険の返戻率が100%を下回っており、これは保険会社の収益力が落ちていることを示しています。
また学資保険は長期に渡る契約であり、中途解約すると返戻率は予定利率を大きく下回る点には注意が必要です。この点は学資保険のデメリットと言えるかもしれません。

学資保険の返戻率が高い理由 その2
仕組みがシンプルでオペレーションコストが低い

返戻率が高い学資保険は基本的に、貯蓄に特化しており、ケガや病気などの際の保障は付帯しません。つまり、極端に言えば一度契約すれば、あとは積み立てをしっかり行い、満期の際にお金が戻ってくるだけというシンプルな構造になっています。

保険会社としては、オペレーションコストがほとんどかからないため、その分を返戻率に反映させることができるのです。

学資保険の返戻率が高い理由 その3
保険会社が営業の一環としてマイナス分を補てん

保険会社の営業の一環

その1、その2で学資保険の返戻率が高い理由を解説しましたが、それでも保険会社が100%を大きく上回る返戻率を実現するのは非常に困難であり、ほとんどの保険会社が赤字を覚悟で、商品を提供していると考えられます

ではなぜ保険会社は赤字を出してまで、高い返戻率の学資保険を提供するのでしょうか?
それは学資保険をきっかけに、保険会社のことを知ってもらい、今後加入する可能性がある生命保険や医療保険の選択肢として、学資保険で加入した保険会社の商品を検討して欲しいからです。

つまり学資保険でのマイナス分は、保険会社の将来のための営業コストであり、他の収益でマイナス分を補っていると考えると良いでしょう。

もちろん学資保険に加入したからといって、その他の保険もその保険会社で入らなければいけないという訳ではありません。(※筆者は学資保険は学資保険、生命保険は生命保険でシビアに選んでいます!)

なぜこんなに高い返戻率なのかなと疑問に感じた方は、学資保険は赤字覚悟で保険会社が提供していると考えるとシンプルでわかりやすいかと思います。

返戻率が高いおすすめの学資保険 3選

それでは最後に2018年2月時点で返戻率が高い学資保険を3つ、厳選してご紹介します。

ソニー生命 学資保険

ソニー生命 学資保険

現時点(2018年2月)で最も返戻率が高い学資保険の1つ。受取総額200万円、保険料払込期間10年で、年払契約し場合の返戻率は108%を上回る
現在、学資保険の相談で豪華賞品がもらえるキャンペーンを実施しているのでチェックしておきたい。

フコク生命 学資保険

みらいのつばさ

100%を上回る高い返戻率を実現している学資保険の一つ。
受取総額210万円コースに加入し、子供が22歳になったタイミングを満期日に設定、保険料払込期間を11年に設定し、月払い契約した場合の返戻率は104.7%と非常に高い

ニッセイ学資保険

ニッセイ学資保険

国内最大手の生命保険会社ニッセイが販売する学資保険で、返戻率の高さに定評がある。受取総額を300万円に設定、保険料払込期間18年、月払い契約した場合の返戻率は104%。払込期間を5年など非常に短い期間に設定すると、返戻率は108%を超える

現時点では、この3つの学資保険が最も有力な選択肢になるはずです。返戻率の高い学資保険を探しいている方は、是非チェックしてみてください。

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