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火災保険・地震保険が値上げ―保険料を抑えられるおすすめの保険は?

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2014年から2015年にかけて、地震保険と火災保険が相次いで値上げを発表しました。火災保険の見直しや新規加入は早めに検討する必要があるようです。

保険料の利率を算出している「損害保険料率算出機構」は、2014年7月に地震保険を全国平均15.5%、2015年には火災保険を3%~5%引き上げる方針を決定しました。昨今多発している自然災害被害のために、保険料支払いが増加し、損害保険会社の収支が悪化しているのが要因です。

来春の消費税増税に加え、火災保険料・地震保険料も値上がりとなると、家計の負担が増える可能性は大いに高いといえます。
しかし、火災保険料を抑えるために、必要な補償を減らしては万が一に備える保険の意味がありません。特に、日本のどこでも起こりうる地震については、いざという時に建物が受ける被害も深刻です。日頃の防災だけでなく、家の補償についても、万全に備えておく必要があると言えるでしょう。損害保険料算出機構の調査によると、地震保険のニーズは、ここ10年間で高まっており、2012年に新規契約された火災保険の56.5%に地震保険が付帯されています

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地震保険を付帯すると、火災保険の保険料は一気に上昇してしまいますが、補償内容を吟味するなどして保険料を押さえることで、地震保険も合わせたトータル保険料を抑えることができます。
たとえば、セゾンの『じぶんでえらべる火災保険』や、AIUの『スイートホームプロテクション』は、水災や風災・盗難などの補償をカスタマイズできるため、無駄な補償を省いて保険料を節約することができます。火災保険の見直しを考えている方や、火災保険の更新が迫っている方は検討してみると良いでしょう。
また、すでに火災保険に加入している人は、地震保険を単体で発売しているSBI少額短期保険の『地震補償保険リスタ』などを検討してみてはいかがでしょう。通常、地震保険は火災保険とセットで加入する必要がありますが、ミニ保険とも呼ばれる少額短期保険の中には単体で申込みができる地震保険もあり、注目を集めています

地震をはじめ台風・竜巻・がけ崩れなど、日本は災害大国でもあります。自分の家を万一の災害から守るための補償は、生命保険や自動車保険と同じように不可欠と言えるでしょう。このところの自然災害に、自宅の補償への不安を感じている人は、火災保険料の値上がり前に火災保険と地震保険の見直し・新規加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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