保険用語集

やさしく解説!保険用語集

予定利率

よていりりつ

生命保険の契約者に対して保証される運用利回りのこと。保険会社は、契約者が支払う生命保険料から事務経費を差し引いた分を「責任準備金」として積み立てており、予定利率は、この責任準備金の運用利回りのことを指す。同じ保障内容の生命保険であれば、予定利率が高いほど保険料が安い。
1996年(平成8年)4月以前に加入した貯蓄型の保険(養老保険、年金保険など)は、バブル期の好景気を受けて予定利率が高く、支払った保険料に対して大幅な満期金を受け取ることができるため、俗に「お宝保険」と呼ばれる。

予定利率の引き下げ
予定利率は従来、保険会社が破綻した後でなければ引き下げることができなかったが、2003年の保険業法改正により、保険会社が、契約条件の変更を行わなければ保険業の継続が困難であることを申請し、政府の承認を受けた場合は破綻前の引き下げも可能となった。

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