保険まめ知識

第24回 自動車保険の事故対応を比較

自動車保険の事故対応を比較

自動車保険における事故対応とは、自分が事故の被害者・加害者になってしまった際、事故解決までサポートする自動車保険の付帯サービスです。

具体的には代車手配や車の修理、示談交渉など、金銭的な保障以外の実務部分の対応も本人に代わって対応してくれます。自動車事故を起こすと、どんなにしっかりしている人でも不安になるもの。事故対応満足度が高い自動車保険と契約しておけば、万一の際、事後処理にかかる負担を大幅に軽減することができます

今回の特集では、自動車保険を提供している損害保険会社の事故対応を比較しています。一言で事故対応といっても、各社が提供するサービスには実は大きな違いがあります。そこで編集部が比較すべきポイントを解説。事故対応満足度が高いおすすめの自動車保険も紹介していきます。

事故対応の流れについても解説しているので、是非最後までチェックしてみてください

自動車保険を契約する前に知っておきたい事故対応の流れ

損害保険各社の事故対応を比較する前に、まずは万が一事故が起きた際の事故対応の流れを把握しておきましょう

下記は一般的な事故対応の流れをまとめたものです。最近ではドライブレコーダーを利用し、事故対応がよりスムーズになるよう配慮した自動車保険「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」や、スマホと連携し、ボタン一つで事故の連絡ができる自動車保険「おとなの自動車保険」も登場。事故対応は年々スムーズになっています。

事故対応の流れ

1.事故発生

2.ケガ人の救護・道路上の危険防止措置※119番及び110番

3.事故対手がいる場合、相手方の名前、連絡先、車やバイクの損害状況、車の登録番号、車種を確認する。
この時点での示談交渉などはトラブルのもとになるので絶対に行わない。

4.契約している損害保険会社の事故対応窓口に連絡

5.初動対応※相手方への連絡や病院への治療費の請求手続案内、修理工場への損害状況の確認

6.保険金請求のための各種書類提出・損害詳細調査

7.示談交渉 or 調停 or 裁判

8.過失割合確定

9.保険金支払い・事故対応完了

自動車保険の事故対応① 比較のポイント

1. 事故対応時間-注意すべきは「受付」より「対応」

自動車保険の事故対応は、事故が起ってしまった後、自動車保険の窓口へ連絡するところからスタートします。

ここで注意したい点が「事故の受付」と「事故の対応」は別物ということ。ほとんどの自動車保険は24時間事故の報告を受け付けていますが、代車の手配や現場の確認などの事故対応に関しては、対応できる時間が決められているケースが一般的です。

特に休日や夜間の事故対応は自動車保険によって大きく異なるため、休日・夜間に運転することが多い方は念入りにチェックしておきましょう

2. サポートスタッフの質-利用者の口コミや満足度調査をチェック

事故対応は自動車保険会社のサポートスタッフが提供するサービス。そのため、対応の迅速さや親身さなど、客観的なデータだけではわからないサポートスタッフの質が、事故対応の満足度を大きく左右します

サポートスタッフの質を比較するためには、実際に保険を契約し、ロードサービスや事故の際、サービスを利用したユーザーの口コミや、第三者機関が発表する事故対応満足度ランキングをチェックする方法がおすすめです。ちなみに保険比較では、千件を超える自動車保険への口コミを保有するクチコミランキングの自動車保険ランキングから情報提供を受け、保険会社の分析に役立てています。

参考ランキング
自動車保険ランキング

3. 保険料との兼ね合い-事故対応が充実するほど、保険料は上がる

事故対応に着目し、自動車保険を選ぶ際、ネックとなるのはやはり保険料です。

例えば、24時間事故対応を行っている充実した自動車保険は、休日・夜間対応をするため、多くの人件費がかかっており、その分が保険料にも影響しています。同様にサービス拠点の多さも保険料に影響を与える要素の一つです。一般的には代理店系の自動車保険は一般的に事故対応が良いといわれますが、代理店への報酬など、様々な運用コストが発生するため、ダイレクト系の自動車保険と比較すると保険料が高くなる傾向があります。

ダイレクト型の自動車保険は「事故対応は劣る可能性はあるが、年間保険料を比較すると、数万円安くなる」というケースも多々あり、保険料をどれだけ重視するかも重要なポイントになるでしょう

自動車保険の事故対応② ダイレクト系と代理店系を比較

自動車保険の事故対応を比較

ここでは事故対応に定評がある自動車保険を、ダイレクト系と代理店系に分類し、各社のサービスを比較した上でご紹介していきます。

ダイレクト系の特徴は保険料の安さ。代理店系から乗り換える場合、年間数万円の保険料が節約になったという例も決して少なくありません。本特集ではダイレクト系の中でも事故対応に優れた保険を紹介しているので、事故対応も保険料も大切という方におすすめです。

一方で代理店系の特徴は、手厚いサポート。保険を契約した代理店にもよりますが、事故の電話を1本入れた後は、全部保険会社の人がやってくれた、というケースも。保険料は高くても、事故の不安をできるだけ取り除きたいという方は、代理店系の自動車保険も選択肢の一つです。

ダイレクト系の自動車保険は公式サイトから保険料の見積もりができるため、気になった方はまず保険料を試算してみると良いでしょう

ダイレクト系
ソニー損保

ソニー損保

事故受付時間
24時間365日
事故対応時間
平日・土日祝日0:00~20:00
※当日中に事故対応が可能な受付時間
担当制度
一事故一担当者+チームサポート
特徴
自動車関連の顧客調査に定評があるJ.D.パワーの事故対応満足度調査で1位を獲得した通販型自動車保険。
ダイレクト系の中では事故対応やロードサービスが充実しており、当日中の事故対応を実施している時間も長い。
事故対応に関する利用者の口コミも良く、保険料が安価なダイレクト系の中でも事故対応を重視する方におすすめの自動車保険。

ダイレクト系
セゾン自動車火災保険『おとなの自動車保険』

セゾン自動車火災保険

事故受付時間
24時間365日
事故対応時間
初期対応*は平日9:00~20:00当日対応、土日祝日9:30~20:00当日対応
※車両単独事故・故障損害の場合、ドライバーや修理工場への連絡は平日17:30まで、土日祝日17:00まで。
※ロードサービスは24時間365日対応
* 初期対応…相手方への連絡、病院・修理工場への連絡、代車手配、事故相談
担当制度
専任の事故解決ナビゲーターが担当
特徴
セゾン自動車火災保険の通販型自動車保険。保険料算定時にドライバーの事故率に注目することで、事故率が低い40代・50代の自動車保険料を割安*に設定している。インターネット経由での申し込みで新規・継続とも保険料10,000円割引(分割払の場合は、年間9,960円の割引)。* 本商品内、同条件で他世代との比較

代理店系
日新火災海上保険

日新火災海上保険

事故受付時間
24時間365日
事故対応時間
24時間365日
担当制度
専任担当者
特徴
価格.comやJ.D.パワーなど各種の満足度調査において常に上位にランクインする自動車保険。
事故後の初期対応は休日・深夜問わずに24時間実施。その後の相手方との交渉でも、担当スタッフが親身になって話を聞いてくれたとの評判が聞かれる。
知名度はあまりないが利用者からの評価が高く、事故対応において頼りになる自動車保険と言えるだろう。

「自動車保険の事故対応を比較」特集はいかがでしたか?自動車保険は金銭面だけでなく、解決までの実務でも頼りになる心強い存在。保険料についても比較した上で、納得の行く事故対応の自動車保険を選びましょう。

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