保険の選び方

医療保険の選び方

PICKUP! おすすめの医療保険

アクサダイレクト生命
『アクサダイレクトの定期医療』

アクサダイレクト生命

アクサダイレクト生命の医療保険。インターネットを最大限に活用し、コストを下げているので、保険料が業界でも割安。また、健康状態の告知のみで入院給付金が日額最大1万5,000円、がん特約をセットすると主契約と合わせ日額最大3万5,000円になるなど、保障内容も充実している。契約した後は、最長80歳まで健康状態の申告なしに自動更新ができる

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メットライフ生命
「終身医療保険 フレキシィ[シンプルタイプ]」

メットライフ生命「ネットでセレクト保険」

メットライフ生命が販売する終身医療保険。基本となる医療保障を入院・手術・先進医療の3つに厳選し、シンプルに。退院後の通院や七疾病での入院保障の延長等はオプションで対応する。
入院・手術の保障は一生涯、入院給付金は入院1日目から保障。約1,000種類の手術を保障し、先進医療も標準保障しながら、保険料は割安に設定されており、利用するメリットは大きい

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医療保険の選び方

医療保険は、ケガや病気による医療費をサポートする保険です。おもな保障内容は、入院時にもらえる入院給付金と、手術時に支給される手術給付金で、健康保険や国民健康保険といった公的医療保険がカバーしきれない医療費自己負担分や長期入院による収入減を補うために利用されています。

国民全員が加入を定められている公的医療保険は、少し前まで、加入者の自己負担が1割ですむ等、世界的に見ても手厚いレベルでした。しかし、少子高齢化や長引く不況の影響で、公的な医療保険が縮小されつつある現在、民間の医療保険に対するニーズは年々高まっています

ここでは、医療保険の選び方にスポットをあてて、多くの保険会社が取り扱っている医療保険の中から、自分に合ったものを上手に見つけ出すポイントを解説していきます。

医療保険の選び方 最適な保険を選ぶための4つのポイント

医療保険を選ぶ際にチェックしたいポイントは、保障内容、保障期間、支払い限度日数、保険料の4つです。それぞれのポイントにおける保障の選び方を見てみましょう。

POINT 医療保険の選び方 4つのポイント

  1. 保障内容(入院給付金日額、手術給付金、先進医療)
  2. 保障期間(終身か定期か)
  3. 支払い限度日数
  4. 保険料

医療保険の選び方 1.保障内容

入院給付金

医療保険のもっとも基本となる保障は、入院に対して払われる入院給付金です。入院が発生した場合、原因となる病気やケガが保険会社の引受範囲内であれば、決まった額の入院給付金が支払われます。
通常、入院・治療にかかる費用の7割は公的医療保険によって負担されますが、個室を希望した場合の差額ベッド代(差額室料)や、テレビ・雑誌・インターネット等の娯楽費用は対象外となるため、自分で負担をしなければなりません。
一般的に、入院時にかかる差額ベッド代は9割が10,000円以内。そのうち7割強は5,000円以下です。そのため、5,000円~10,000円が入院給付金日額の一つの目安と考えられます。
就職したばかりや住宅購入直後などで貯金が少なく医療費の自己負担分を支払うことが難しい人、扶養家族がいるため入院中も生活費がかかる人などは、手厚めの日額1万円を、一方、独身で自分以外の生活費の心配をしなくてよい人や保障を低くして保険料を節約したい人は日額5,000円を目安にすると良いでしょう。

なお、公的医療保険の中でも会社員が加入する「健康保険」と、自営業者等が加入する「国民健康保険」では保障の範囲が異なっており、健康保険加入者が休業4日目から「傷病手当金」(標準報酬日額の3分の2)を受け取れるのに対して、国民健康保険には傷病手当金制度がありません。国民健康保険の加入者は、健康保険の被保険者よりも厚めの保障が必要と言えます

≪ 入院給付金日額の目安 ≫

ライフスタイル 性別 入院給付日額の目安
子供なし 独身 男・女 5,000円
共働き 男・女 5,000円
子供あり 会社員・公務員 男・女 5,000円~1万円
自由業・自営業 1万円
5,000円~1万円
専業主婦(主夫) 男・女 5,000円~1万円
ひとり親 男・女 1万円

手術給付金

病気やケガの治療で手術を受けた際に、一時金として支払われるのが手術給付金です。多くの医療保険では入院給付金とセットで保障に組み込まれており、入院給付金日額の5~40倍など一定額が払われるようになっています。
手術給付金は、保険会社が定めた手術に対してのみ支払われるため、医療保険を選ぶ際は、事前に契約のしおりや約款に目を通し、その医療保険が給付金支払い対象としている手術をチェックしておくと良いでしょう。一般的なのは、それぞれの保険の約款に記載されている88項目ですが、最近では、対象となる手術を公的医療保険に連動させて、保険が適用される手術全般(約1,000種類)を手術給付金の支払い対象としている医療保険もあります

先進医療

入院給付金・手術給付金に次いで、現在、医療保険で注目されているのが先進医療への備えです。
先進医療とは、一般の保険診療で認められている医療水準を超えた最新の技術として、厚生労働大臣から承認された医療行為を指します。一般治療に比べて高い医療効果がありますが、そのぶん技術料が非常に高く(最高300万円前後)、公的医療険の対象外となるため全額自己負担となります。
民間の医療保険には、現在、このような先進医療をカバーする保険が多く見られますが、商品によって、補償される金額や対象となる先進医療の種類が異なっていたりと、その対応はさまざま。
おすすめなのは、厚生労働大臣の規定に連動したタイプの先進医療特約がつけられる医療保険です。医療技術の発展とともに、先進医療の内容が変化した場合でも、規定連動型の保険であれば、常にその時の最新の先進医療が保障されるためです。

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医療保険の選び方 2.保障期間

医療保険は、保障が一生涯続く終身保険と、一定期間のみを保障する定期保険に分かれます。加入時の保険料が安いのは定期保険ですが、入ったときのまま保険料が変わらない終身保険とは異なり、更新によって徐々に保険料が上がっていくため、トータルの総支払額では終身保険を上回る場合もあります。

医療への備えは、生きている限り考える必要があるため、現在は、一生涯の保障を準備できる終身型の医療保険の人気が高まっています。ただし、今後の医療技術の進歩によっては、現在の保障内容が役に立たなくなる可能性もあるなど、終身保険のデメリットもあわせて意識しておくことが大切です。

また、「定年後の医療費は貯金でまかなう」といった具合に、明確なライフプランがある場合は、貯金ができるまでの一定期間のみ定期型の医療保険をかけ、保険料を安く抑えても良いでしょう。

≪ 定期保険と終身保険のメリットとデメリット ≫

終身保険 定期保険
メリット
保障が一生涯続く
保険料が加入時から変わらず一定
デメリット
加入年齢によっては保険料が高い
医療技術の進歩によって保障内容が役に立たなくなる可能性も
メリット
保障内容の見直しが簡単
保険料が安い
デメリット
更新ごとに保険料が上がる
保険料の総支払額が終身型より割高になるケースも

コラム 終身保険の「終身払い」と「払い済み」

終身保険には、生存期間中は保険料の支払いが発生する「終身払い」と、60歳・65歳などの一定期間までに保険料の支払いが完了する「払い済み」があります。払い済みのほうが一ヶ月の保険料は高くなりますが、生存期間によっては総支払額を安あげられる場合があります。家系に長生きの人が多い場合や、老後の保険料支出を抑えたい場合は払い済みを、月々の保険料を抑えたい場合は終身払いを選択するのがおすすめです。

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医療保険の選び方 3.支払い限度日数

入院してから何日間、入院給付金が受け取れるかを示したものが「支払い限度日数」です。1回の入院につき支給される限度日数を示した「1入院あたりの限度日数」と、保険契約中の全入院を合わせた通算限度日数があり、一般的なプランは、1入院あたりが60日~180日間、通算で1,000~1,095日間です。当然ながら、長ければ長いほど有事の保障としては有利ですが、そのぶん保険料は高くなります。
平成20年 厚生労働省の患者調査によると、病院での入院日数は年々減少しており、現在の平均在院日数は35.6日間、そのうち一般病棟に対象を絞ると21.1日間、がん(新生物)を原因とする入院でも22.4日間となっており、基本的な入院保障は60日間でも充分ということがわかます。
ただし、糖尿病や脳いっ血などの生活習慣病では入院が長期化しやすく(糖尿病:平均38.6日間、脳血管系疾患:平均104.7日間)、また、年齢が上がるほど入院日数は長期化するため(75歳以上の平均在院日数:54.2日間)、終身で医療保険を備える場合は、これらの将来的なリスクも視野に入れることが大切です。
また、180日以内に同じ原因で入院した場合を1回の入院として数える「180日ルール」を設けている保険も多いため、支払い限度日数を最低限の60日間にして保険料を抑えるか、長期入院にも備えて120~180日間のプランを選ぶかは、よく吟味して選ぶ必要があります。

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医療保険の選び方 4.保険料

保険料は、上記の3つのポイントで必要な保障を確保したうえで、できる限り安いものを選ぶのがベストです。通販型やネットの医療保険は、人件費や設備費などがコストカットされており、全体的にリーズナブル。また、保険料支払い方法も月払いよりは年払いにしたほうが総支払額を抑えることができます。
なお、保険が家計を圧迫することのないよう、家計内でまかなえる範囲に保険料をとどめることも大切です。いくつもの保険をかけて多額の保険料を払い続けるよりは、最低限必要な保障を確保して、余ったお金を貯金していくほうが、将来の様々なリスクに備えることができます。

≪ 月収に占める保険料の目安 ≫

ライフスタイル 保険料の割合
独身(親と同居) 3%
独身(ひとり暮らし) 5%
子供のいない夫婦(妻が専業主婦かパート) 5%
子供のいない共働き夫婦
小学生~大学生の子供がいる家庭
8%
小学生以下の子供がいる家庭
家賃や住宅ローン支払いのない家庭
10%
自営業の家庭 12%

≪ おすすめの医療保険 ≫

アフラックちゃんと応える医療保険『EVER』

アフラック(アメリカンファミリー)

アフラックの終身医療保険。対象となる手術が公的保険に連動しており幅広い。通院保障の付帯するスタンダードプランと、入院・手術保障のみのベーシックプランがあるほか、特約で保障内容をカスタマイズできる

保障内容※詳細は各社の約款参照
入院給付日額
  • 日帰りから入院5日目まで…一律5日分2.5~5万円
  • 入院6日目以降…一日につき5,000~1万円
手術給付金 手術によって入院給付金日額の5倍~40倍
手術見舞金 なし
対象となる手術 公的医療保険の適用範囲(約1,000種類)
通院保障
  • 通院なしプラン:なし
  • 通院ありプラン:日額3,000円(1入院につき30日、通算1,095日まで)※入院前後の通院が対象
死亡保障 なし(特約でカバー可能)
放射線治療 1回につき5万円(入院の有無を問わず)
先進医療 なし(特約でカバー可能)
保障期間 終身
保障対象 日帰り入院から
入院給付金の支払限度 60日※通算1,095日まで
おもな特約・コース
  • 総合先進医療特約
  • 三大疾病増額特約
  • 終身特約
  • 生存祝金特約
  • ケガの特約
保険料の試算(35歳、月払い、特約なし)
日額5,000円 男性:1,725円 / 女性:1,685円
日額10,000円 男性:3,450円 / 女性:3,370円

ライフネット生命『新じぶんへの保険』

ライフネット生命

ライフネット生命の終身医療保険。手術給付金(一律10万円)を任意で付け外しでき、公的保険の適用範囲される手術・約1,000種類について保障。シンプルでわかりやすい保険として人気が高い

保障内容※詳細は各社の約款参照
入院給付日額 5,000円、8,000円、10,000円、12,000円、15,000円
手術給付金 入院給付金日額 × 10倍
手術見舞金 なし
対象となる手術 公的医療保険の適用範囲(約1,000種類)
通院保障 なし
死亡保障 なし
放射線治療 なし
先進医療 先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円まで)※おすすめコースの場合
保障期間 終身
保障対象 日帰り入院から
入院給付金の支払限度 60日※通算1,095日まで
おもな特約・コース
  • がん治療給付金※おすすめコースの場合
  • 女性入院給付金※新じぶんへの保険レディースの場合
保険料の試算(35歳、月払い、特約なし)
日額5,000円 男性:1,710円 / 女性:1,612円
※エコノミーコースの場合
日額10,000円 男性:3,421円 / 女性:3,225円
※エコノミーコースの場合

アクサダイレクト生命『アクサダイレクトの定期医療』

アクサダイレクト生命

アクサダイレクト生命の10年定期型医療保険。1入院当たりの保障限度日数は60日間のみだが、がん保険の充実度は高いネットで申込可能で、保障額の減額や受取人の変更などもでき、簡便

保障内容※詳細は各社の約款参照
入院給付日額 5,000円~1万5,000円 ※1,000円単位で設定可能
手術給付金 入院給付金日額の一律10倍、支払い回数の限度なし
手術見舞金 なし
対象となる手術 公的医療保険の適用範囲(約1,000種類)
通院保障 なし
死亡保障 なし
放射線治療 なし
先進医療 なし
保障期間 10年(※保障期間終了後は80才まで自動更新)
保障対象 日帰り入院から※但し、手術給付金は入院中の手術に限る
入院給付金の支払限度 1回の入院につき60日、通算1,095日まで
おもな特約・コース
  • 入院時一時金給付特約
  • がん特約
保険料の試算(35歳、月払い、特約なし)
日額5,000円 男性:870円 / 女性:870円
日額10,000円 男性:1,740円 / 女性:1,740円

メットライフ生命『終身医療保険 フレキシィ』

メットライフ生命「ネットでセレクト保険」

メットライフ生命が販売する終身医療保険。基本保障はシンプルにわかりやすく、個々の細かい要望にはオプションで対応する事で、割安な保険料を実現。保険会社としての信用度・財務安定性もトップクラス

保障内容※詳細は各社の約款参照
入院給付日額 5,000円、10,000円
手術給付金 入院中の手術:入院給付金の20倍
外来での手術:入院給付金の5倍
骨髄ドナーの手術:入院給付金の10倍
手術見舞金 なし
対象となる手術 公的医療保険の適用範囲(約1,000種類)
通院保障 通院安心プラン選択時:3,000~6,000円
死亡保障 なし(特約でカバー可能)
放射線治療 1回につき10万円
先進医療 先進医療にかかる技術料と同額(1,000万円限度、通算2,000万円まで)+先進医療一時金:5万円
保障期間 終身
保障対象 日帰り入院から
入院給付金の支払限度 60日(通算1,095日)
おもな特約・コース
  • 通院給付金
  • 七疾病入院延長給付金
保険料の試算(35歳、月払い、特約なし)
日額5,000円 【終身】※入院5,000円基本保障プラン
男性:1,812円 / 女性:1,757円
日額10,000円 【終身】男性:3,517円 / 女性:3,407円

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 『健康のお守り』

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の終身医療保険。先進医療特約が自動で付帯。5年ごとの期間中にケガ・病気で5日以上の入院給付金の支払いがなかった場合、以後の保険料が10%(最大50%)割引になる割引制度も

保障内容※詳細は各社の約款参照
入院給付日額 5,000円、10,000円
手術給付金 入院給付金日額の10倍・20倍・40倍
手術見舞金 入院給付金日額の5倍
対象となる手術
  • 手術給付金…約款所定の手術(約88項目)
  • 手術見舞金…公的医療保険の適用範囲(約1,000種類)
通院保障 なし
死亡保障 なし
放射線治療 なし
先進医療 技術料と同額(上限1,000万円)
保障期間 終身
保障対象 日帰り入院から
入院給付金の支払限度 60日、120日 ※通算1,000日まで
おもな特約・コース
  • 七大生活習慣病追加給付
  • 三大疾病入院一時金
  • 三大疾病保険料免除
  • だんだん割
保険料の試算(35歳、月払い、特約なし)
日額5,000円 男性:1,945円 / 女性:1,870円
日額10,000円 男性:3,820円 / 女性:3,670円

ライフネット生命の保険料試算および掲載データについて
※いずれの商品も、満期保険金や配当、また、解約返戻金はありません。なお、保険料は、2014年5月2日時点の保険料率で計算したものです。
※本データは、2014年5月2日時点の情報を元に作成しております。

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