Chapter1：持病があっても入れる医療保険の種類

持病がある方でも加入できる医療保険には3種類あり、それぞれ保障範囲や保険金の額が異なります。

持病を持っている方のための医療保険として、真っ先に挙げられるのが「緩和型医療保険」。ただ、通常の医療保険と比較するとやはり保険料は割高になってしまうため、体調が良く、まだ通常の医療保険の加入に挑戦したことがないという方は、まずはこちらから検討したほうが良いでしょう。また審査基準は保険会社によって異なるため、1社落ちたからといって諦めず、複数の医療保険を比較し、基準を満たすものがあれば審査にチャレンジしてみましょう。

Chapter2：持病があっても入れる医療保険の注意点は？

本チャプターでは、持病がある方に一番人気がある「緩和型医療保険」の注意点について解説します。

保険料は通常の医療保険の1.5～2倍

緩和型医療保険の保険料は、通常の医療保険よりも割高で、1.5～2倍だと言われています。
例えば、通販型医療保険大手のアフラックでは、通常の医療保険は保険料月額4,000円ですが、緩和型医療保険は月額7,660円と約1.9倍です（60歳男性・入院給付金日額5,000円で試算）。
保険料によっては、健康保険の「高額療養費制度」を使った方が結果的に割安になることもあります。特に70歳以上の方は高額療養費制度の自己負担額が低いため、医療保険の保険料と比較してみると良いでしょう。

加入後一年間は、保険金が半額

ほとんどの緩和型医療保険では、加入後一年間の保険金の支払いが半額に設定されています。例えば、入院1日に付き5,000円が給付されるプランの場合、加入後1年間は入院しても1日2,500円しか給付されません。
最初の1年間で入院・手術になったときを想定して、医療費に当てることができる貯金を確認しておきましょう。

Chapter3：おすすめの緩和型医療保険

さて、緩和型保険の特徴と注意点を確認した後は、実際にどんな緩和型医療保険があるかをご紹介していきます。
保険比較編集部が厳選した緩和型医療保険を、具体的な加入要件・保険料を参考に比較してみましょう。

「持病があっても入れる医療保険」特集はいかがでしたでしょうか。
持病がお持ちの方の場合、保障が必要となる可能性が高くなってしまうもの。持病がある方でも加入できる医療保険を確認し、万が一のリスクに備えてみてはいかがでしょうか。