第31回 外車の自動車保険を安くする方法は？
ベンツ、BMW、VW（フォルクスワーゲン）など、「マイカーは外車」と決めている方は少なくありません。外車ならではのデザイン性やステータス性、ブランド力、排気量や乗り心地などは、日本車では味わうことのできない外車独自の魅力でしょう。
ただし、ガソリン代や車検代、故障時の修理費用といった維持費の部分では、外車は日本車と比較して、ややコストが高くなる傾向があります。
これらの維持費の中で、節約が可能な費用の1つが、自動車保険の保険料。自動車保険は、まず、保険会社ごとに保険料が異なり、ドライバーの年齢や走行距離によっても保険料が違ってくる場合があります。保険料が算出されるポイントを把握することによって節約も可能に。
そこで今回は、外車の自動車保険にスポットを当て、自動車保険の選び方や保険料を節約するコツを解説します。
外車の自動車保険 節約ポイント1：車両保険
自動車保険に加入する際は、車両保険をセットされる方も多いでしょう。
車両保険は、自動車保険の補償の中でも保険料単価の高い部類に入ります。外車であれば、車両の本体価格が高額なものも多く、事故や故障の際、特殊な部品や修理技術が必要になるケースもあるなど、費用全般が高額になりがち。
車両保険の保険料を節約する方法としては、補償範囲の見直しや、事故時の「自己負担額」の引き上げなどを検討してみると良いでしょう。
現在、車両保険の補償範囲を、当て逃げや単独事故までカバーする「一般車両」に設定している場合、車同士の事故による損害に絞った「車対車」へ切り替えることで保険料を引き下げ可能。また、事故時の自己負担額を「0-0」（1回目の事故0円、2回目以降の事故0円）で加入している場合は、「0-10」、「5-10」等に変更すれば、保険料を下げることができます。
外車の自動車保険 節約ポイント2：年齢条件
多くの自動車保険では、運転者の「年齢条件」を設定することが可能です。保険料は「年齢を問わず（全年齢）」がもっとも高く、「21歳以上」、「26歳以上」と年齢条件を高くするにつれ、安くなる仕組みになっています。
また、最近では、年齢条件ではなく事故率に注目し、年齢ごとの事故率を反映することで40代、50代が割安*となる保険料体系の「おとなの自動車保険」（引受保険会社：セゾン自動車火災保険）といった商品も登場しています。
* 本商品内、同条件で他世代との比較
| 主な割引 |
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|---|---|
| 事故サポート体制 |
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| ロードサービス* |
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* ロードアシスタンスをセットした場合
外車の自動車保険 節約ポイント3：走行距離
外車の自動車保険で注目したいポイントの3つめは「走行距離」。自動車保険は、保険料の算出時に年間走行距離を考慮するものとしないものに分かれます。
外車を利用するシーンが、おもに休日のレジャーや買い物等で、年間走行距離がそれほど多くない場合には、走行距離に応じて保険料が決まる自動車保険を選び、保険料を抑えることができます。
ソニー損保の自動車保険は、走行距離を重視する代表的な自動車保険の一つ。保険料は予想年間走行距離をもとに算出され、走行距離に満たなかった分の保険料は、翌年に繰り越すこともできます。Webで直接申し込みができるダイレクト型の自動車保険の特徴として、インターネット割引や証券不発行割引など多数の割引制度も提供しているので、自動車保険料を節約したいドライバーはチェックしてみましょう。
| 主な割引 |
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|---|---|
| ロードサービス |
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まとめ
外車の自動車保険を安くする方法、いかがでしたでしょうか。
外車の最大の魅力は、国産車にはない優れたデザイン性やブランド力です。車が好きな方であれば、運転している最中のエンジン音や乗り心地も、車選びの重要なポイントになるでしょう。
日本車と比較して、ランニングコストが高くなりがちな外車の維持費を節約するには、年齢条件や走行距離等に注目し、リスクなく保険料を引き下げられる自動車保険を選ぶ方法がおすすめ。
故障などの万一のリスクにはしっかりと備えながら、外車ドライバーに優位性のある自動車保険を活用して、外車の維持費を上手にコストダウンしましょう。