保険まめ知識

第42回 子供が免許を取得した際の自動車保険の選び方

目次

子供が車の免許を取得すると自動車保険料は高くなる傾向あり

子供が車の免許を取得すると自動車保険料は高くなる傾向あり

18歳を過ぎて子供が自動車免許を取ると、万一の事故に備えて、子供も任意の自動車保険に加入することになります。
免許を取得したばかりの子供は、ほとんどの場合、親の自動車保険に追加で加入するか、子供自身が自動車保険を契約することになります。

現在の自動車保険に子供を追加するために見積もりを取得したところ、保険料が跳ね上がり驚いたという経験をお持ちの方も多いはず。
あるいは、子供自身が加入するために自動車保険の見積もりを取得したところ、はるかに高い保険料の試算が出てきて驚かされたというケースもよく聞かれます。

一般的に、子供の年齢が10代から30代前半くらいまでであれば、親の自動車保険の保険料と比較した際、保険料が割高になる傾向があります。

自動車保険料アップの原因は、おもに「年齢条件」と「ノンフリート等級」

自動車保険の保険料は、おもに被保険者の「年齢条件」と「ノンフリート等級」によって決まります。

「年齢条件」の場合、保険料がもっとも安くなるのは「35歳以上のみ補償」の区分です。車を運転する家族の年齢が、全員35歳以上のケースがこれに該当します。
反対に、保険料がもっとも高くなるのは、「年齢条件なし」の区分です。子供が20歳以下のケースは、こちらに該当します。

また、「ノンフリート等級」についても、子供自身が新規で自動車保険に加入する際は、6等級(S)からのスタートとなります。6等級の自動車保険料の割引率は19%
一方、ノンフリート等級の最大である20等級の場合、保険料の割引率は63%にもなります。そのためノンフリート等級が20等級の親が、子供の6等級の自動車保険料を見ると、かなり割高な印象を受けます。

子供の自動車保険料は「選び方」と「入り方」を工夫することで節約できる

このように、年齢が若く、ノンフリート等級も低い子供の自動車保険料は、親と比較するとアップするケースがほとんど。ガソリン代や車検代など、その他の維持費のことも考えると、自動車保険はできるだけ抑えたい、というのが本音でしょう。

実際に、子供の自動車保険料は、自動車保険の選び方と入り方によって、ある程度は節約することができます。
そこで本特集では、「子供が免許を取得したときの自動車保険の選び方」をテーマに、子供が自動車保険に加入する際、できる限り保険料を安くする方法をご紹介します。

子供が免許を取得したときの自動車保険の選び方:親子で車をシェアする場合

親子で車をシェアする場合

親が車を所有しており、子供がそれをシェアして乗るようなケースでは、自動車保険についても、親が加入しているものに子供を追加するパターンが多いでしょう。

一般的に、自動車保険は、被保険者の中でもっとも年齢の低い人を基準として保険料が決まる仕組みになっています。そのため、年齢の若い子供が被保険者に加わると、とたんに保険料が跳ね上がることに。

これを避けるためには、被保険者の年齢に影響されにくい自動車保険を活用する方法がおすすめです。

年齢条件に左右されにくい自動車保険を選ぼう!

たとえば、セゾン自動車火災保険が販売する「おとなの自動車保険」は、被保険者の中でも主に車を運転する人(記名被保険者)の年齢を基準に保険料を計算する方法を採用しています。
年齢の若い子供が新たに被保険者として加わっても、記名被保険者の条件さえ同じであれば、大幅な保険料アップは起こりにくい点が最大のメリットです

親の自動車保険に子供を追加する場合は、このような子供の年齢に左右されにくい自動車保険を利用することで保険料アップを抑えると良いでしょう。

セゾン自動車火災保険 おとなの自動車保険

セゾン自動車火災保険 おとなの自動車保険

損保ジャパン日本興亜ホールディングスのグループ会社・セゾン自動車火災保険が販売するダイレクト型自動車保険。
独自の保険料体系により、事故率が低い40代・50代の保険料を割安に設定している。※本商品内・同条件で、他世代との比較。
主な運転者(記名被保険者)の年齢をもとに保険料を算出しているため、被保険者に子供を追加した場合も大幅な保険料アップが起こりにくい
ガス欠や故障時のロードサービス拠点は全国13,000箇所。事故の際は全国2,400箇所の拠点からALSOK隊員が駆けつける「ALSOK事故現場安心サポート」も提供している。
インターネット割引(10,000円OFF※新規・継続とも)や、早割(最大600円OFF)などの割引制度も充実。

子供が免許を取得したときの自動車保険の選び方:子供が車を購入する場合

子供が車を購入する場合

子供が自分で車を購入したり、親の車を譲り受けたりする場合は、自動車保険も子供自身で加入することになります。

前述の通り、10代や20代は、年齢条件の関係から保険料が高くなる点がネック。これは年齢の若いドライバーの運転経験が浅く、年代別のデータで見たときに、事故率が高くなっていることが原因です。

保険料が割安で事故対応のしっかりした自動車保険を選ぼう!

子供(若年者)が自動車保険料を節約したい場合は、ダイレクト型の自動車保険に注目してみると良いでしょう。
インターネット等を経由して直接加入する「ダイレクト型(通販型)」の自動車保険は、ディーラー等の紹介で加入する「代理店型」の自動車保険と比較すると、人件費や運営コストが少ないぶん保険料が割安です
最近は、万一の事故対応を強化しているダイレクト型自動車保険が多く、事故発生時の拠点数やロードサービスの内容においても、遜色ありません。また近年は事故対応満足度のランキングで、ダイレクト型が代理店型を大きく上回るケースも出てきています。

ソニー損保 自動車保険

ソニー損保 自動車保険

ダイレクト型の自動車保険として16年連続で売上No.1を誇るソニー損保の自動車保険。
平日・土日を問わず、事故受付やロードサービスの手配・事故対応のフィードバックを行い、ダイレクト型自動車保険の中でも手厚い事故対応に定評がある
ロードサービス拠点は全国9,000箇所。セキュリティ大手・セコムとの提携で、全国2,800箇所からセコム隊員が事故現場に駆けつける「セコム事故現場かけつけサービス」を提供している。
保険料は走行距離に応じて決まり、一年間の走行距離が、契約時の予想年間走行距離に満たなかった場合の保険料を翌年に繰り越すことが可能。
インターネット割引(10,000円OFF)や、契約者向けの優待サービス(クラブオフサービス)を提供している。※支払回数によっては、記載の割引額ちょうどにならない場合あり。

親の等級を引き継ぐというテクニックも!

親の運転歴が長い場合は、親の等級を子供に引き継ぐことで、保険料を節約することも可能です。
たとえば、親子で車を所有しており、親が20等級・子供が20歳の場合を考えると、親が子供に等級を譲って自分は新たに自動車保険(6等級)に加入したほうが、20歳の子供が新しく自動車保険(6等級)に加入するよりも、トータルの保険料を抑えることができます

等級の引き継ぎは、手続きも比較的簡単。親が加入している自動車保険の「契約者」を、親から子供に変更し、「契約車両」も親の車から子供の車に入れ替えるだけで、親の等級を子供へと引き継ぐことが可能です。
なお、車の所有者が、自動車保険の契約者と異なる場合(例:車の所有者が親、保険契約者が子供の場合など)でも、親子が同居していれば問題にならないケースがほとんどです。

ただし、等級の引き継ぎは同居している親族のみが対象となるため、子供が別居している場合は対象外となります。

等級の引き継ぎは、親子だけではなく、兄弟間、祖父母と孫など、同居の親族であれば利用することができます
ほかにも、親が新車を購入し、古い車を子供に譲る場合や、親が子供に車をプレゼントして自動車保険料も親が支払う場合などに利用できるテクニックなので、家族で複数の車を利用する方は覚えておくと良いでしょう

まとめ

まとめ

子供が免許を取ったあと、自動車保険をどうするかで迷う方は少なくありません。
特に同居している子供の場合は、独立するまでは親が加入している自動車保険に追加するもの、と考えている方がほとんどではないでしょうか。

しかし、子供を追加することによって自動車保険料が大幅にアップするような場合は、子どものみダイレクト型の安い自動車保険を選択したり、自動車保険そのものを、被保険者の年齢の影響を受けにくい商品に切り替えるなど、保険料を節約する方法を模索してみると良いでしょう。

自動車保険は等級を引き継ぐこともできるため、子供が同居しているあいだに等級の引き継ぎをすませてしまうのも1つの方法です。

任意の自動車保険は、自賠責だけではカバーできない賠償額の補強をしたり、ロードサービスなどを提供してくれる心強い存在。
運転経験が浅く、事故率の高い若年層こそ、万一の際に必要なサポートを受けられるにしておくことが必要です。

今回ご紹介した、自動車保険料の節約テクニックも参考に、子供の自動車保険をお得に賢く準備しましょう!

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