保険まめ知識

第36回 30代で初めての自動車保険
比較すべきポイントとおすすめ3選

目次

実は珍しくない30代で初めての自動車保険。賢く選んで節約しよう

実は珍しくない30代で初めての自動車保険。賢く選んで節約しよう

自動車保険というと20代のうちに契約しているイメージが強いかもしれませんが、実は30代になって初めて免許を取られる方や、レンタカーや社用車などを利用し、車に乗る機会はあったものの、車を購入するのは初めてという方、これまではペーパードライバーだったが引越しを機に車を購入し、自動車保険が必要になったという方など、30代で初めて自動車保険に加入するという方は、実は少なくありません。

ちなみに自動車保険は20代と30代では、適した保険が変わってきます。なぜなら自動車保険は年齢によって、保険料に差をつけているものが多く、30代になるとお得になる自動車保険があるからです。

本特集では自動車保険を30代で初めて契約する方のために、30代の自動車保険の保険料平均や、自動車保険を比較する際のポイント、また保険比較 編集部が自動車保険を30代で初めて契約する方向けに厳選したおすすめの商品に関してもご紹介します。

是非最後までチェックしてみてください。

30代の自動車保険、保険料の平均は?

それではまず30代の自動車保険の保険料平均を見てみましょう。ちなみに自動車保険は、年齢だけではなく、運転の対象範囲や車両保険の額、現在の等級などによっても全く変わってきます。以下の自動車保険の保険料の平均はあくまで一つの目安です。

また試算は35才男性が以下の条件で見積もった場合とし、公平性を確保するため、保険料は平均のみ記載するものとします。

≪ 30代の自動車保険の保険料平均 算出条件 ≫

年齢 男性35歳(妻35歳)
子供の運転・家族以外の運転 なし
対人・対物 無制限
年間走行距離 6,000km
車両保険 180万円

パターンA:スズキ ワゴンRの場合
(※車両保険120万円)

30代の自動車保険の平均(目安)
約4万5,000円前後 ※1

パターンB:アクアの場合
(※車両保険180万円)

30代の自動車保険の平均(目安)
約6万円前後 ※1

※1 30代の自動車保険の平均は、保険比較編集部が、同条件の中、複数の自動車保険会社から見積もりを取得し、保険料の平均を算出しています。自動車保険は、年齢や年間走行距離、等級、車両保険の有無、運転の対象範囲など、条件によって大きく前後します。あくまで目安としてご使用ください。

30代なら必ずチェックしておきたい自動車保険を比較する際のポイント

30代なら必ずチェックしておきたい自動車保険を比較する際のポイント

20代で初めて自動車保険を契約する場合とは異なり、30代だからこそチェックしておくべきポイントがいくつもあります。本チャプターでは、自動車保険を比較する際、役立つポイントをまとめているので、是非チェックしてみてください。

30代初めての自動車保険、比較のポイント

その:年間走行距離で保険料が決まる保険 or 保険料定額の保険

自動車保険には年間走行距離に応じて保険料が決まる保険と、走行距離ではなく保険料が一律の保険があります。自動車に乗る機会が多く、距離も長いという方は保険料定額の保険、日常使い程度でそこまで自動車に乗らないという方は、年間走行距離で保険料が決まる保険がおすすめです。

  • 年間走行距離で保険料が決まる代表的な自動車保険:セゾン損保、ソニー損保
  • 保険料が定額の代表的な自動車保険:SBI損保

その:車両保険の有無と運転者の範囲が保険料を大きく左右する

車両保険とは、万一事故に遭った際に自分の車の修理代を保険から賄うための補償です。自動車同士の事故で、自身の過失割合が0であれば、相手の自動車保険から修理代が支払われるため、車両保険を使う必要はありませんが、事故には過失割合があり、たとえ相手が悪くても一定の負担を求められるケースがほとんど。そういう場合に車両保険が活躍してくれます。また自然災害や当て逃げなどの被害に遭った場合でも車両保険を利用可能です。車両保険は被保険者の約半数が加入する人気の補償ですが、補償を付けると自動車保険料自体は大きく上がります。車両保険を付けるかどうかは、しっかり検討しましょう。
30代で初めて自動車を購入し、自動車保険に加入する方の中には、自分一人だけではなく、配偶者がいる場合や両親や兄弟が同じ車を運転するケースもあるはずです。自動車保険は運転範囲が拡がれば拡がるほど、保険料が高くなる傾向があります。運転者を限定できる場合は、できる限り範囲を絞るようにしましょう

その:新車割引、ASV割引、インターネット割引、早割他、各社の割引制度に注目しよう

自動車保険には様々な割引制度があります。例えば新車を購入した場合は新車割引。インターネット経由で契約すると、手間を減らせることからダイレクト損保の一部が導入しているインターネット割引、事故率の低いゴールド免許ユーザーに適用されるゴールド免許割引、早めに契約すればするほど保険料が割引になる早割など、自動車保険によって利用できる割引制度は全く異なります。

特にインターネットで契約することで適用を受けられるインターネット割引は、割引率が大きいので要チェックです。

自動車保険を30代で初めて契約する方必見!おすすめの自動車保険 2選

それでは最後に保険比較 編集部が自動車保険を30代で初めて契約する方のために、必ず抑えておくべき自動車保険を2社、厳選し、ご紹介します。

自動車保険選びに悩んでいる方は、是非チェックしてみてください。

≪ ダイレクト自動車保険15年連続売上No.1。充実のサービスと事故対応満足度の高さに定評あり ≫

ソニー損保 自動車保険

ソニー損保 自動車保険

ソニー損保の自動車保険の特徴

数あるダイレクト自動車保険の中で、15年連続売上No.1という圧倒的な実績を誇る自動車保険。年間走行距離を3,000km以下、5,000km以下、7,000km以下、9,000km以下、11,000km以下、16,000km以下、無制限の7つに区分し、走行距離が短ければ短いほど保険料が割安になる仕組みを採用。さらに走行距離が短かった場合は、翌年度に繰り越すこともできる。またレッカー無料150km、365日即日初期対応、事故の際のセコム事故現場かけつけサービスなど、充実のサービスと事故対応満足度の高さにも定評がある。

≪ 東京海上グループのダイレクト自動車保険。無事故だった場合に保険料が割引に ≫

イーデザイン損保 自動車保険

イーデザイン損保 自動車保険

イーデザイン損保の自動車保険の特徴

東京海上グループの自動車保険。数あるダイレクト損保の中でもサービスの提供開始は2009年からと後発だが、年代関わらず割安な保険料を実現しており、順調に利用者を増やしている。また以前は事故対応に不満の声も聴かれたが、現在は大きく改善しており、第三者機関が実施する事故対応満足度調査でも2017年には上位に食い込んでいる。さらに保険期間中無事故だった場合、保険料が割引になる無事故割引を自動車保険の中で初めて導入するなど、新たなサービスにも積極的。

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